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アメリカン・ホラー・ストーリー シーズン3:魔女団-Coven-(2013)キャスト&考察レビュー

2022年9月29日

アメリカン・ホラー・ストーリー シーズン3:魔女団-Coven-(2013)キャスト&考察レビュー
公開日:2014年05月〜 製作国:アメリカ

こんにちは!aoringo(@horror_apt)です。
世界中で大人気のTVドラマシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン3「魔女団-Coven-」について考察・レビューします。

ここがポイント

セイラム魔女裁判から300年後、逃げ延びた魔女たちが絶滅の危機に瀕しているので、こっそり若い魔女を集めて能力を制御する学校をつくっていました。魔女の力でさまざまな怪奇現象が見られるシーズン。ゾンビ、中世時代の拷問、火炙りの刑、黒魔術、呪いなど盛りだくさん!そしてキャシー・ベイツ初登場です!マートルやマディソンなど感度の高いファッションも多く見られ、恐ろしい描写がありながら女性キャストの多い華やかなシーズンです(^^)/一方で、これまで複雑な女性像を演じてきたジェシカ・ラングが今回は癌を患い、毛が抜けて弱っていく姿をまざまざと演じ、これまで以上に女優魂で殴られるような圧倒的な演技を見ました。

シーズン3「魔女団」とは

製作について

2012年11月に、シーズン3の製作が発表され、2013年に「Coven(原題)」というタイトルが発表されました。

ジェシカ・ラングの出演が最も早く知らされたそうです。

シーズン3「魔女団」を見た感想

「魔女団」に登場する魔女たちは、この後のシーズン8「黙示録」のストーリーにも大きな影響があり、またシーズン1「呪いの館」とも実は関係があるので、絶対に外せないシーズン、わたしもお気に入りのシーズンです(^^)/描かれているのは、権力・名誉欲を欲しがる人の愚かな姿や争い、そしてトップに立つものの重責や苦難、仲間との団結、少女たちの成長、老いを受け入れて次の世代へ受け継いでいくことの重要さや難しさ、母と子の難しい関係性など今回もてんこもり!

メインはセイラムの魔女たちですが、ブードゥー教の魔女たちも出てくるし、魔女ハンターの男たちも物語を盛り上げてくれました(^^)/それだけじゃなく、なんと180年前の悪名高きサディスト、マダム・デルフィーヌまで復活してくるから大騒ぎ。マダムを演じるのはわたしの大好きな女優キャシー・ベイツ。このシーズンを皮切りに、この後のアメホラシーズンにはかかせない存在です(^^)/

そんなキャシー・ベイツが演じた今回のキャラクター、ベルフィーヌのキャラクターについては、このシーズンが放送されてすぐにアメリカでは大きな物議を醸したそうです。黒人奴隷への拷問描写や、実在する人物をモデルにしていることも理由でしょう。事実、実際デルフィーン・ラローリーという女性は人種差別的なサイコパスでしたが、ドラマの中では多少なりとも救いのある側面を与えるような努力が垣間見れます。

アメリカン・ホラー・ストーリーは、しばしばそうやって世間に議論の火種を落とすことがあります。それでも、制作側は怯むことなく新たな議論を巻き起こす映像を提供し続けています。

ジェシカ・ラングは、シーズン1のコンスタンス、シーズン2のシスター・ジュード、どちらも気の強い女性でしたが、今回はなんと「最高位(スプリーム)魔女」です。強さもわがままさも冷酷さも、全てが段違いに強力!トップの座から転落していき、最後のシーンは本当にすごい迫力でした。

魔女の学校「ミス・ロビーショーズ・アカデミー」には、ふつうの人間世界では能力が邪魔して生きづらさを抱えた個性豊かな少女たちが集まっています。能力を制御できるように教わりながら、恋をしたり悩んだり、対立もあり、ひとりの女性として成長していく姿がおもしろかった!

ベルフィーヌやアックスマンなど、極悪非道な拷問や大量殺人をおかした、かつての実在の人物をモデルにしたキャラクターが出てくるのも特徴です。

クイニーが、ベルフィーヌの人種差別意識を克服させるためにいろんな映像を見せるシーンで流れる”自由を求める楽曲”が流れる映像の中で、同時に魔女ハンターたちの襲撃によって、マリーの店にいたブードゥー教の仲間たちは皆殺しにされました(マリーを残して)。ひとつの差別を克服しても、別の差別問題が存在している根深さを表しているような時間でした。

シーズン3「魔女団」出演俳優

メインキャスト

コーデリア・グッド役サラ・ポールソン
サラ・ポールソン
出典:Wikipedia
ゾーイ・ベンソン役タイッサ・ファーミガ
エヴァン・ピーターズ
出典:Wikipedia
マートル・スノー役フランセス・コンロイ
タイッサ・ファーミガ
出典:Wikipedia
フィオナ・グッド役ジェシカ・ラング
デニス・オヘア
出典:Wikipedia
カイル・スペンサー役エヴァン・ピーターズ
エヴァン・ピーターズ
出典:Wikipedia
ミスティー・デイ役リリー・レーブ
出典:Wikipedia
マディソン・モンゴメリー役エマ・ロバーツ
デニス・オヘア
出典:Wikipedia
スポルディング役デニス・オヘア
ディラン・マクダーモット
出典:Wikipedia
デルフィーン・ラローリー役キャシー・ベイツ
出典:Wikipedia

その他キャスト

  • アンジェラ・バセット(マリー・ラヴォー役)
  • ガボレイ・シディベ(クイニー役)
  • ジェイミー・ブルーワー(ナン役)
  • パティ・ルポーン(ジョーン・ラムジー役)
  • アレクサンダー・ドレイマン(ルーク・ラムジー役)
  • ジョシュ・ハミルトン(ハンク・フォックス役)
  • ダニー・ヒューストン(アックスマン役)
  • ランス・レディック(パパ・レグバ役)

シーズン3「魔女団」考察&トリビア

注意※この先ネタバレあり

『7つの奇跡』

『7つに奇跡』の儀式は、魔女たちの存続のために現役スプリームが自らの命を絶ち、次のスプリームの到来を早めるために行われる試験のようなものです。

  • テレキネシス(念力)
  • コンシリアム(意思操作-他人を動かす)
  • トランスミューテーション(瞬間移動)
  • ディビネーション(予知)
  • ヴィタラム・ヴィタリス(力を分ける回復)
  • ディセンサム(冥界訪問)
  • パイロキネシス(発火能力)

これら全てをクリアすればスプリームの称号が与えられる資格を得ることができるのです。

マディソンの名前

アメリカン・ホラー・ストーリーは、シーズンがいろいろなヒントやストーリーでそれぞれがつながっていると言われています。その噂どおり、本シリーズの魔女の一人、マディソン・モンゴメリー(エマ・ロバーツ)の名前は、シーズン1で「呪いの館」を建設した医師チャールズ・モンゴメリーと同じ名字です。もうひとつの共通点としては、どちらも死者を蘇らせる、という点。チャールズは息子を、マディソンはカイルを復活させようとして、皮肉にもどちらも成功はしませんでした。

エヴァン・ピーターズ、初のお休み

エヴァン・ピーターズは、ここまでアメリカン・ホラー・ストーリー最多連続出演(29エピソード)です。シーズン1と2はすべてのエピソードに出演しましたが、本シリーズのエピソード『5:火刑-Burn, Witch. Burn!』が初のお休みとなりました(^^)/

シーズン3「魔女団」エピソード一覧

1:引き継がれる魔力-Bitchcraft-

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:ライアン・マーフィー&ブラッド・ファルチャック

ゾーイ・ベンソンはボーイフレンドと初めてのセックスをするつもりだったが、彼は体中から血を流して死んでしまった。実は彼女はセーラムの末裔で、魔女であることを知る。

2:新たな世界-Boy Parts-

監督:マイケル・ライマー
脚本:ティム・マイナー

いつまでも若く美しくありたいと願うフィオナは、前作で無名の墓から掘り起こされたマダム・デルフィーヌ・ラロリーにその方法を問い詰める。

3:後継者-The Replacements-

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:ジェームズ・ウォン

マディソンとナンは新しい隣人、ルーク・ラムゼイを気に入るが、彼の母親ジョーンは過度に宗教家で息子に過干渉という問題がある。ルークとの出会いの後、マディソンはサイコキネシスの力を開発した。

4:死霊と蘇生-Fearful Pranks Ensue-

監督:マイケル・アッペンダール
脚本:ジェニファー・ソルト

フィオナは執事のスポルディングにマディソンの死体を始末するように言い、マリー・ラヴォーがアカデミーに送り込んだ神話の獣ミノタウロスからクイニーを救い出す。

5:火刑-Burn, Witch. Burn!

監督:ジェレミー・ポデスワ
脚本:ジェシカ・シャーザー

ハロウィンの夜を舞台にした前回のエピソードの続き、マリー・ラヴォーが呼び出した復活した死者たちが学校に侵入しようとしたので、ゾーイたちは防衛に乗り出す。

6:アックスマン-The Axeman Cometh-

監督:マイケル・アッペンダール
脚本:ダグラス・ペトリー

ゾーイ、クイニー、ナンの3人は、マディソンを見つけるために集まり、スピリットボードを使って、伝説の連続殺人犯「ニューオーリンズのアックスマン」の霊とのコンタクトを試みる。

7:死のワナ-The Dead-

監督:ブラッドリー・ブーカー
脚本:ブラッド・ファルチャック

フィオナはアックスマンと密会するが、化学療法の副作用で複雑な心境になる。一方、ゾーイはスポルディングの舌を復元する魔法をかけ、彼を尋問し、フィオナがマディソンを殺した真犯人だと突き止めて、彼を殺害する。

8:儀式-The Sacred Taking-

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:ライアン・マーフィー

ミスティと復活したマートルは、魔女ハンターから逃れるためにアカデミーに到着する。魔女の集会は聖なる儀式の準備に取り掛かる。

9:頭-Head-

監督:ハワード・ドゥイッチ
脚本:ティム・マイナー

マリー・ラヴォーはフィオナから同盟を申し込まれ、はじめはそれを拒否するが、後に魔女ハンターのハンクが彼女のブードゥー教団にも目をつけていると判明し、考え直さなければならなくなる。

10:伝説の魔女-The Magical Delights of Stevie Nicks-

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:ジェームズ・ウォン

マリーとフィオナは魔女狩りから自分たちを守るため同盟を結ぶ。一方、ナンは人の思考を読み取り、コントロールすることができるという新たな力を身につける。

11:攻防戦-Protect the Coven-

監督:ブラッドリー・ブーカー
脚本:ジェニファー・ソルト

1830年代、デルフィーヌ・ラロリーの原点が明らかになる。パリからニューオーリンズに戻ってきた彼女は、血と拷問に衝撃的な魅力を感じている自分に気づいた

12:それぞれの地獄-Go to Hell-

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:ジェシカ・シャーザー

癌による死が近づいていることを知ったフィオナは、コーデリアに別れを告げ、家宝を渡して償いをしようとする。

13:新たなスプリーム-The Seven Wonders-

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:ダグラス・ペトリー

ゾーイ、マディソン、ミスティ、クイニーの4人は『7つの奇跡』のテストを受ける。それらを全て成功させた者が次のスプリームとなる。地獄に自分の霊を送信し還ってくる試験では、ミスティ以外は全員合格、ミスティーの魂は彼女自身の地獄に閉じ込められたままになってしまう。

シーズン3「魔女団」のまとめ

以上、アメホラ・シーズン2精神科病棟(アサイラム)のレビューでした。

今シーズンでお気に入りのキャラクターはペッパーと死の天使シャハトかな(^^)/ペッパーはシーズン4「怪奇劇場」にもたくさん出演してますし、演じるナオミ・グロスマンさんは他シーズンでもさまざまな役柄を演じています。シャハトは、苦しみから逃れるために死を望む人々にとっては希望であり、まさに天使だといえますよね。最近、老後や認知症、終末医療、安楽死などがテーマの小説を読むことが多かったので、心に残るキャラクターです。

物語はハチャメチャで、謎の宇宙人によってハテナな部分も残るものの、最後はそれぞれがそれなりの人生の終わりを迎えるまで長い時間軸で描かれていて、ボリュームを感じました(^^)/

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参考

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アオリンゴ

会社員|大阪在住|映画鑑賞と読書が趣味で、とくに大好きなホラー映画を掘り下げたい「にわか研究員」です。まだまだ観たことのない作品も多く更新はノンビリです。

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