登場キャラクター全解説!アメリカン・ホラー・ストーリー シーズン10「二つの物語(2022)」
こんにちは!にわかホラー研究員aoringoです。
この記事は、アメリカン・ホラー・ストーリー:シーズン10「2つの物語」にたくさん登場するキャラクターの全解説をしています

シーズン10「二つの物語」について

シーズン10は、アメホラ初の2部構成となっています。
マコーレー・カルキンの出演が話題となった、吸血鬼が題材の「赤い海(Red tide)」、アメリカに実在する宇宙人の陰謀論を題材にした「死の谷(Death Valley)」の2本仕立てです。
ハリー・ガードナー

ライターズ・ブロック(作家が新しい作品を生み出す能力を失ったり、創作上の低迷を経験したりする状態)に陥る脚本家ハリーは、冬の間、妊娠中の妻と幼い娘を連れて孤立した海辺の町プロヴィンスタウンに移住してきました。
しかし、状況はよくなるどころかスランプからは抜け出せず、それまで我慢していた娘のヴァイオリンの練習も批判するようになっていきます。そんな状況から脱却するため、二人の作家から渡された”黒い薬”を飲むことに…。
すると、突然たった4時間でプロット版を、しかも素晴らしいものを書き上げることができたのでした。
プロビンスタウンに移り住む前、NYを拠点に、ハリーはアースラのもとで主にテレビ番組などの仕事をしながら、さまざまな脚本を書いてきました。しかし、アースラからは、自分の仕事は他の脚本家と交換可能なレベルだとされ、長引くスランプとの闘いにもかかわらず、パイロット版の執筆を命じられてしまいます。
スランプ脱却のため”黒い薬”を飲み、素晴らしい作品を仕上げることができるようになった代わりに、ハリーは人間の血を飲まなければならない体になってしまいました。しかし、”黒い薬”の効果は絶大であるため、何とかその状態に順応していきます。
ドリス・ガードナー

プロヴィンスタウンでの新しい生活に明るい面を見出そうとする妊婦で、ハリーの妻です。元教師で、娘のアルマの世話をするためにその職を辞し、オンラインで宣伝するインテリアデザインの仕事に挑戦しており、彼女自身はプロビンスタウンに引っ越してきた夫との生活で見つけた富と幸福のレベルに満足していました。
しかし、夫と娘が”黒い薬”によって変貌していくことと、自身の妊娠によって不安定になっていき、娘からはインテリアデザインのキャリアで成功を収められなかったことを哀れだと言われ、傷つきます。
次第に追い詰められていき、娘アルマから”黒い薬”を飲まされましたが、才能のない平凡な女性だったドリスは闇の犠牲者として、狂気と血気に満ちた存在となりました。
カレン

プロヴィンスタウンに住む多くの人にとって、カレンは地元の狂女に過ぎません。病気持ちで精神的に不安定ですが、とくに無害で、ただ笑われているだけの存在です。
カレンは爆発的な性格と同様に乱暴な言葉遣いにもかかわらず、非常に強い道徳心を持っており、”黒い薬”を飲むくらいならホームレスのような今の生活のほうがいいと思っています。
カレンは、彼女自身の内なる葛藤の犠牲者であり、プロヴァンスの人々の犠牲者で、とりわけベル・ノワールの犠牲者です。ノワールは、富と権力によってカレンを支配しているのです。
彼女はカレンに、保護と違法薬物と引き換えに赤ん坊を盗むなどの “汚れ仕事 “に従事させています。カレンの不安定で怒りに満ちた態度の背後には、計り知れない悲しみとフラストレーションがあります。また、カレンは絵の才能があり、そのことはミッキーを除いて周囲には知られていません。
ミッキーから目の前に成功を約束されてもなお薬の副作用を拒絶し誘いを断りましたが、才能なき怪物たちに囲まれて否応なしに薬を飲むはめに。最後は自ら海にはいって絶命しました。
オースティン・ソマーズ

冬の間、プロヴィンスタウンに移住してくる作家で、ベル・ノアールとよくつるんでいます。やや子供っぽく、無謀で、不適切な時にユーモラス。ハリーがライターズ・ブロック状態であることを見て、”黒い薬”を渡しました。
2年前、オースティンはドラッグクイーンのグループに混じって働いていました。ある晩、プロビンスタウンのミューズでベル・ノワールに出会うことに。彼はある男に舞台をプロデュースしてもらうことになっていたのですが、その男はベルに食べられていたのです。そのことに罪悪感を感じたベルから、”黒い薬”を提供されました。
オースティンはトニー賞を何度も受賞しており、ブロードウェイでのキャリアがあることを示唆しています。
ベル・ノワール(サラ・カニングハム)

ベル・ノワールの名前でロマンス小説を書いている60代の女性ベストセラー作家。オースティンと同じく、冬の間プロヴィンスタウンに滞在しています。派手な服を着て、恥ずかしげもなく自分の豊かさと成功を誇示しています。偉大さのために魂を売り、野心と成功に溺れています。彼女はこの状態を保つためなら赤ん坊殺しも厭いません。
数年前、ドラッグクイーンとして活動しているオースティン・ソマーズに出会い、彼の劇作家、ソングライターとしての真の才能を見抜きました。オースティンに”黒い薬”を提供し、自分の元で支援しながら復讐を同時に手助けしています。
5年前、サラ・カニンガムこと「ベル・ノワール」は作品を自費出版し、その才能にもかかわらず、知名度もなく、特に成功しているわけでもありませんでした。最近の作品には、ジョージ・ワシントンとマーサ・ワシントンの結婚をきわどく描いた『マーサの桜の木』などがあります。
ベルは、自分の苦しみや怒りのはけ口として、文章を書いていて、それは主に夫のレイ・カニンガムに起因していました。ベルとレイは結婚して40年でしたが二人の関係は悪化しておりセックスレスでもありました。
ある時ベルはブックツアーの一環でプロヴィンスタウンにやってきました。最新作の朗読会の後、ベルは夫に「ミューズ」で一夜を共にしようと持ちかけますが厳しく拒絶され、一人ででかけたところミッキーと知り合います。悲しい日常から抜け出したい彼女は、覚醒剤を飲んで自由に踊りまくりました。さらなる高みを求めていたベルは、ミッキーから科学者を紹介されます。ベルの作品のファンであった科学者は、彼女の実験台になる代わりに”黒い薬”を提供しました。薬を飲んだベルは、夕方から夜にかけてずっと執筆を続け、朝には完璧な物語を仕上げることができました。そこへ夫レイが帰ってきます。
彼は彼女を馬鹿にし、自分の不倫をほくそ笑みました。気が動転したベルは怒りに任せてレイの喉を切り裂き、彼の首に飛びかかり、その血を飲みました。科学者に事情を話したベルは、”黒い薬”とそれに伴う悪の人生に身を投じることを決意するのでした。
ラーク・フェルドマン

プロヴィンスタウンに住んでおり、かつては、80年代の古着やアクセサリーを売って学費を稼いでいました。歯医者の仕事は両親の期待に応えるための表向きなことで、本業は人生で最も情熱を傾けているタトゥーアーティストです。”黒い薬”の力により、今では世界中からプロヴィンスタウンにタトゥーを彫りに来る人がいるそうです。
捕食動物の特徴からヒントを得て、血液を吸いやすくするための歯の造形技術を考案し、実用化したのも彼女です。
店を訪れたベルがイメチェンをするために洋服選びを手伝いました。
アースラ・カーン
ハリーの編集担当でお調子者の女性。プロヴィンスタウンで何かが起きていると感じたアースラは、その真相をどんな手段を使ってでも突き止めようとしています。脆弱な作家や”黒い薬”を利用することに興味を示し、しばしば富と名声を約束するとともに、操ることもします。
ベルやオースティンのことも知っており、ミッキーに突然脚本を呼んでほしいと頼まれたところ、修正無しで映画に使えるような出来のものだったため、この町にある”何か”に確信を抱き、ミッキーを追求して”黒い薬”のことを聞き出しました。
科学者にビジネスをもちかけ、
バーレソン警察署長
プロヴィンスタウンの小さな警察署の署長。この町で起こる不穏な出来事を調査するために呼び出された新しい警察のトップです。
前任者の署長とは異なり、彼女は見て見ぬふりをすることはありません。アルマ・ガードナーに嫌疑をかけており、連行しようと自宅を訪れたところ彼女に殺されました。
科学者
ミッキー
名声と富の約束に誘惑された新進気鋭の脚本家です。バイセクシャルであり、性別に関係なく人といちゃついています。気が優しく、町のほとんどの人から嫌われ笑われているカレンに対して優しく接します。彼女の絵の才能にも気づき、薬を飲んでピカソになるべきだ、と伝えました。(彼女は服用を強く拒否しましたが。)その後、裕福になった後もカレンを誘い、2人で成功しようと誘いますが拒否されました。
アースラに脚本を渡したところいい返事をもらい、追求されて”黒い薬”のことを話しました。その後、ベルからアースラを殺すよう依頼されましたが、仕事をつないでくれると約束してくれる彼女を殺せず、逆に薬のことをもっと知りたがるアースラの頼みをきいて科学者のところへ案内しました。
最後は嫌々薬を飲むことになったカレンに殺されました。
アルマ・ガードナー
ハリー・ガードナーとドリスの娘。ヴァイオリンを習っており、うまく弾けないことがコンプレックスでしたが、父ハリーが突然脚本を仕上げた下人が薬であることを知り、飲んでしまいます。
それまで苦戦していた曲がかんたんに演奏できるようになったアルマは、これまでの少女ではなく、才能のない者は死んでもかまわないと思うような冷たく危険な性格に変わり、平凡な母に対しては非常に厳しく当たり、父に才能のない母親とは別れてほしいと訴えます。弟が生まれると、その血を飲み父から強く叱れるのでした。
同じように富と名声を重視するアースラとは気が合い、懐くようになっていきます。薬をやめて元の暮らしに戻ろうとする父ハリーを殺し、アースラ、科学者とともに町を出ます。
ヴァイオリニストとして一番を目指したい彼女はコンテストで自分より選ばれそうなロリーを殺してしまうのでした。
ホールデン・ボーン
プロヴィンスタウンに住むインテリアデザイナーであり、プロヴァンスタウンの町議会のメンバーです。観光客がきてくれることで”黒い薬”を飲む人々とはうまくやってきましたが、ガードナー家がやってきてからの騒動を重く見て、ベルとオースティンに苦言しました。
マーサ・エドワーズ
マーサ・エドワーズはブラウン・ハウスの管理人であり、プロビンスタウン市議会の副議長です。
ミッキー・エドワーズ
プロビンスタウンにあるマーケットのオーナー、マイキー・エドワーズ。
ブレイク・シールズ-Blake Shields
メアリー&トニー
ハリーを誘拐したカップルですが、すぐに殺されました。
ジャン・レミー警官
バールソン署長の殺人事件の捜査のためにプロビンスタウンに赴いたマサチューセッツ州警察からきました。
ロリー
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として、アルマ・ガードナーに対抗して立候補した天才音楽家、ローリー。アルマに対して、君は目立ちすぎてるからクラシック界では選ばれないと言われ、殺されてしまいました。
以上、シーズン10の前半「赤い海」の登場人物でした。フランセス・コンロイの悪役って、アメホラではめずらしい気がします(^^)/
そして、前半の話題はわたし世代だとやっぱりマコーレー・カルキンの登場ではないでしょうか。やっぱり俳優さんとしてそれはそれでいい味でてますよねえ。ぜひ俳優業で復活してほしいです(^^)/
そんでサラ・ポールソンの汚れ役はお見事でしたね、圧巻。最高位の魔女コーデリア・グッドを演じてた人と同じとは到底思えない…。見た目も口も悪いカレンでしたが心は純粋で誰よりも道徳心を最期まで保つ凛々しい女性でした。
そしてリリー・レーブ演じた妻も最後はとんでもない姿になったわけですが、彼女の場合「ホテル(シーズン5)」で演じたアイリーン・ウォーノスが強烈すぎたので今回は可愛いもんでした(^^)/笑
次は後半「死の谷」の登場人物を解説します!

メイミ・アイゼンハワー
アメリカ合衆国大統領ドワイト・D・アイゼンハワーの妻。夫のことは「アイク」と呼んでいます。
大統領である夫が宇宙人との契約締結について悩んでいる際に、裏で暗躍して締結に向けて動いていましたが、実は宇宙人にのっとられているのでした。数年後、要求を飲むことで与えてもらった彼らの技術により、電子レンジが開発されたことについて喜んでいたり、地球外生命体のヴァリアント・ソーと仲良くしたり、天真爛漫なところがあります。
ヴァリアント・ソーとは体の関係を持つようになります。彼女は自称「ディープ・スロート」を名乗り、ニクソン大統領が目論んだウォーターゲートの件を密告するなど、夫の死後も宇宙人のヴァリアント・ソーの側で暗躍します。ニクソン大統領失脚後、エリア51へ入り、現代までその姿のまま存命していました。
完璧な交配種ができたあと、人間が滅ぼされると知ってキャリコとともに反逆を試みますが、協力者シータに裏切られ、最後はシータに首を吹き飛ばされました。
マミー・アイゼンハワー(1896〜1979)
1953年から1961年までアメリカ合衆国大統領ドワイト・D・アイゼンハワーの妻としてファーストレディだった女性。戦後、ペンシルベニア州ゲティスバーグに農場を購入し夫の死後もそこで暮らし82歳で死去しました。
アメリア・イアハート
アメリア・イアハート(1897〜1939死亡声明)
1927年のチャールズ・リンドバーグの快挙に続き、女性として初めての大西洋単独横断飛行をした人物で、1937年(昭和12年)に赤道上世界一周飛行に挑戦するが、同年7月上旬に南太平洋において行方不明となりました。
アメリカ海軍と大日本帝国海軍により大規模な捜索が行われましたが機体の残骸や遺体が発見されなかったことから、イアハートの失踪は「ミステリー」とされました。アメリカでは今も代表的国民ヒロインの一人であり、さらに謎めいた最期のために、未だにSF・フィクションの世界では彼女の登場するものが少なくありません。
キャリコ
キャリコは宇宙人の策略にはまったベテラン滞在者です。
ケンダルたち学生が連れてこられたエリア51にかなり前からいるようで、1979年にはすでにここにいます。登場シーンでは、スティーブ・ジョブズと話していました。彼女が言うには、ほとんどの人は(実験が)1回きりであるが年次計画のために長期間滞在する者もいるのだそうです。
キャリコは1968年ににラスベガスのナイトクラブで働いた後、年をとるまではアン=マーグレットのバックダンサーをしていました。(注:アン=マーグレットとは、1960年代の女優・歌手・ダンサー)3回目の離婚の後、カジノで働いている時にさらわれてここにやってきました。長く生きすぎているため思い出話をする相手が居ないのを残念に思っています。
完璧な交配種ができたあと、人間が滅ぼされると知ってアイゼンハワー夫人とともに反逆を試みますが、シータに説得され宇宙人側につきハイブリッドの出産を手伝うようになるのでした。
シータ
ドワイト・D・アイゼンハワー(大統領)
ドワイト・D・アイゼンハワー(1890〜1969)
アメリカの政治家、陸軍軍人。第34代アメリカ合衆国大統領。最終階級は元帥。通称はアイク。大統領の任期期間は1953年1月20日 – 1961年1月20日。当時の副大統領はリチャード・ニクソンでした
ケンダル・カー
ハーバード大学の学生で、宇宙人の実験に参加させられることになった若者。カル、トロイ、ジェイミーとは友人です。
ラッダイトクラブ(機械破壊クラブ)に所属しており、テクノロジーに頼りすぎることはよくないという思想があるため、友人たちがスマホ依存していることに批判的です。
ラッダイトクラブの講義によると、人類の技術はこの50年間でそれまでの2万年を合わせたよりもはるかに大きな進歩を遂げてしまったのだそうです。科学的進歩は、人間の脳や感情が適応するよりも早く進んでしまったために、テクノロジーに依存しすぎることはよくないということでした。依存しすぎている者は、不安が大きく感情が穏やかではない場合が多いと語っています。講師のアダムとできています。
友人たちの中で最後に出産し、その赤ん坊が宇宙人たちにとっては成功でした。しかし、直後に首を切り落とされ、胴体だけが母体としてパーフェクトだということで保管されることになりました。
カル・カンボン
トロイ・ロード
ジェイミー・ハワード
マリア・ワイコフ
ヴァリアント・ソー
地球外生命体の地球上の使者としてやってきた者。頭の中には脳ではなく謎の機械でできています。自分たちの生命体を(条約締結により)救ってくれたアイゼンハワー元大統領に敬意を持っているとして、彼が亡くなる直前にエリア51へ連れて行くと申し出ましたが断られました。
現代になり、パーフェクトな交配種が誕生したことで人間は不要だから全滅させるという計画をアイゼンハワー夫人へ告げるのでした。
ヴァリアント・ソー
1957年に地球を来訪した金星人とも言われ、UFOや地球外生命体へのアメリカ政府の関与に関するいくつかの陰謀説の中心にある同名の謎の人物がモデルになっています。ヴァリアントは彼を含めた4人の乗組員が搭乗する宇宙船で、1957年3月16日にバージニア州のアレクサンドリアの町に到着したと言われており、当時のアメリカ合衆国大統領だったアイゼンハワー、そして副大統領のニクソンとも会談し、その後もかなりの期間にわたってヴァリアントのチームが上級政治家や空軍司令官と何度も会い、政策提案やほかの地球外生命体についての助言を与えたと考えられています。
リチャード・ニクソン
アイゼンハワー大統領の元で働きながら、いつか大統領になりたいと思っておりその後第37代アメリカ合衆国大統領となります。しかし辞任に追い込まれます。それにはアイゼンハワー夫人の密告、そして宇宙人からの脅しも影響していました。
リチャード・ニクソン(1913-1994)
アメリカ合衆国の政治家。同国第37代大統領。 この他、ドワイト・D・アイゼンハワー政権で第36代副大統領、連邦上院議員、連邦下院議員を務めた人物
シャーマン・アダムズ
大統領の補佐官。
シャーマン・アダムズ(1899-1986)
アイゼンハワー大統領のホワイトハウス首席補佐官として知られ、第67代ニューハンプシャー州知事を含む18年間の政治的キャリアの頂点に立った人物
ジョン・F. ケネディ
アイゼンハワーの後にアメリカ合衆国大統領に就任。生真面目でオープンな性格で、エリア51のことを彼らから伝えられた際には、条約締結した彼らを批判し、これらを公にしようと動き出しました。その直後、謎の暗殺により死亡。マリリン・モンローとは男女の関係でした。
ジョン・F. ケネディ(1917-1963)
アメリカ合衆国の政治家。同国第35代大統領。名前のイニシャルをとってJFKないし通称であるジャックと呼ばれることも多い。在任中の1963年11月22日にテキサス州ダラスで暗殺された
マリリン・モンロー
ジャック(ジョン・F. ケネディ)からエリア51のことを聞いた時、実は子供の頃に体験した不思議な出来事を彼に話しました。彼女の発言「正直なあなたのことを、私もみんなも好きなのよ」が、ジャックがエリア51のことを公にするきっかけにもなりました。数年後、宇宙人と政府の関係を公で話すようになっていき、ある夜謎の侵入者たちによって殺害されました。
マリリン・モンロー(1926-1962)
アメリカ合衆国の女優、モデルである。様々な映画で典型的な「金髪美女」の役を演じ、1950年代から1960年代初頭にかけて最も人気のあるセックスシンボルの1人であり、同時代の性の革命の象徴でもあった。
スティーブ・ジョブズ
大学生たちがエリア51に連れてこられた際に食堂でキャリコと話していました。その後、ヴァリアント・ソーがアメリカ政府に紹介した未来の機械は「iPod」とよく似た形をしています。
スティーブ・ジョブズ(1955-2011)
Appleの共同創業者の一人であり、同社のCEOを務めた。NeXTやピクサー・アニメーション・スタジオの創業者でもあり、ウォルト・ディズニー・カンパニーなどの役員を歴任した
バズ・オルドリン
アポロ11号に乗って初めて月面着陸した、ということになっている宇宙飛行士として登場しています。人類が初めて月面に着陸した有名な映像は、実はエリア51で撮影された捏造(しかも、その監督はスタンリー・キューブリック!)であり、本当なら宇宙空間にいるはずのバズは、同じく宇宙飛行士のニールと共にバーで飲んでいました。そこを、バーで働いていたキャリコに見つかり、酔った勢いで国家機密をベラベラ話してしまうのでした。
バズ・オルドリン(1930-)
アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士、空軍軍人、エンジニア、宇宙航法学博士。ジェミニ計画及びアポロ計画に飛行士として搭乗、アポロ11号の月着陸船パイロットとして人類初の月面着陸に貢献し、月面歩行を行った史上2番目の人類となった。
ニール・アームストロング
バズ・オルドリンと同じく、アポロ11号に乗って初めて月面着陸した、ということになっている宇宙飛行士で登場しています。
ニール・アームストロング(1930-2012)
アメリカ合衆国の海軍飛行士、テスト・パイロット、宇宙飛行士、大学教授。人類で初めて月面に降り立った人物である。
リンドン・ジョンソン
ジョン・F. ケネディの後、アメリカ合衆国大統領に就任。
リンドン・ジョンソン(1908-1973)
リンドン・ベインズ・ジョンソンは、アメリカ合衆国の政治家。同国第36代大統領。
スタンリー・キューブリック
エリア51でアポロ11号が月面着陸した捏造映像を撮影した監督として登場しています。
スタンリー・キューブリック(1928-1999)
アメリカ合衆国の映画監督・脚本家・プロデューサー。代表作は『時計じかけのオレンジ』、『シャイニング』など。今なお多くのファンがおり多くの映画人に影響を与えている人物。
ヘンリー・キッシンジャー
ニクソン大統領の側近ですが、実は宇宙人(もしくは乗っ取られている?)です。焦るニクソンに対し、辞任しかないと迫りました。
ヘンリー・キッシンジャー(1923-)
アメリカ合衆国の国際政治学者。ニクソン政権およびフォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官。ノーベル平和賞受賞者。
ジョージ・ゴードン・リディ
1972年、ジョージはニクソン大統領に呼びだされます。そこで、ニクソンは宇宙人に利用され失脚させられようとしていると聞かされ、ヴァリアント・ソーのオフィスがあるウォーターゲートで盗聴を行い様子を伺うよう指示されました。
ジョージ・ゴードン・リディ(1930-2021)
1972年にアメリカ合衆国で起こった実際のウォーターゲート事件に関与した「鉛管工」ユニットの主要メンバー。リディはその後アメリカのラジオ・トークショー・ホスト、俳優および政治的戦略家になった人物。ウォーターゲート事件とは、当時のニクソン政権が野党である民主党本部において盗聴を始めとする、侵入、裁判、もみ消し、証拠隠滅などニクソン政権が深く関与していたと言われ大統領辞任に至るまでの全ての総称である。
以上、「死の谷」登場人物の解説でした(^^)/
実在の人物がいっぱい出てきましたね!というのも、ストーリー自体がアメリカに実在する事件や陰謀説を扱っているので、それに関する人物がそのまま登場しているかたちでした。この記事をかくにあたって、歴代大統領とか調べるはめに。実際の彼らの写真と見比べても、俳優陣の寄せ方はさすがって感じしました。
ここでもやはりサラ・ポールソンの演じたアイゼンハワー夫人は最高にいいキャラでしたね〜(^^)/天真爛漫も度が過ぎると大変ですねw
信じた相手に皆殺しにされそうになるうっかりなところも、なんか憎めない不思議な魅力のある女性でした。
そして、私の推し♡コーディー・ファーン、今回は宇宙人だったわけですがやはり彼は「悪魔」とか「宇宙人」とかこういう役柄がぴったりはまるー!
作品自体の考察&レビューはこちら
「赤い海」の考察&レビュー

「死の谷」の考察&レビュー


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