中南米の古い怨霊を人気シリーズが手掛けた「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」-The Curse of La Llorona(2019)

「死霊館シリーズ」のスピンオフ。『アナベル 死霊館の人形』に登場したペレス神父が再登場しています。ラ・ヨローナは中南米に古くから伝わる怪談だそうです。
こんにちは!aoringoです。
さて、実在する心霊研究家のウォーレン夫妻が活躍する「死霊館」シリーズのスピンオフ作品であるこちら。シリーズものとは知らず観て後から共通する登場人物がいることを知りました。でもストーリー的にはとくに連続性などないです。というか、このオバケですけど…
ここから愚痴みたいなレビューになってしまいますので気になる方はそっとUターンしてくださると幸いです…。

ラ・ヨローナにイライラしたw
夫に浮気されて子供を殺す事自体むかつくし、さらに死んでまで他人の子供を奪おうとする(殺そうとする)身勝手さにもむかつくし、どこまで自己中なやつなんだと思いイライライラ…”(-“”-)”
浮気されたのは自分の男を見る目がなかったと自省もするべきだし、子供を親の所有物と勘違いしているか価値観も、子供の人権を無視してて親として終わってる。
さらに恨むのであれば夫の家系で生まれた子供を奪っていくとかならまだ100歩譲って理解できるとしても全く関係のない他人の子供をってのが、単なるサイコパスじゃん。死んでもそんなんって地獄に落ちるだけでも足りないでしょwww
生きてる人間が不遇な生い立ちの後、精神をやられて非道に走る系は同情の余地もあるけど死んでもなお、みたいな身勝手な幽霊の話まじでむかつく。
地縛霊とかもまじでむかつく。
そこで死んだからなに?無念だったからなに?
生きてるほうが大変だよ?
生きるってしんどいよ?
死んだ自分かわいそうwwwの被害者ぶってる幽霊は秒で成仏か地獄に堕ちて消えてほしい。
という、いらだちだけが残りました。
あんなとこで人形とりにいくなよ娘も(イライラ)←あたり散らかす。
悪霊や悪魔は理不尽なものなのなのよ。

はぁ。スミマセン。どうも同じ母親としてこの手の身勝手な母親の霊にはすごく感情的になってしまいます…

理不尽なオバケ相手に正論ふりかざしてもナンセンスなのか分かってますーーーーーーー。分かってるんですーーーー。
そんなわけでイライラして楽しめなかったのがわたしの感想ですw
ラ・ヨローナとは
メキシコでは、子供の頃に一度は聞かされるという怪談話なんだそうです。何年も語り継がれる怖い話って解釈も時代や人によって様々あったりして、掘り出すと面白いです。日本ではお岩さんの「四谷怪談」、お菊さんの「皿屋敷」とかなのかなー。
『ラ・ヨローナ~泣く女~』特別映像
王道ホラーの怖さ
すごく文句言いまくってしまったんですけど、語り継がれてる幽霊が題材だけあり、物語は”悪霊vs人間”の王道ホラーで、しっかり怖いです。
子供たちが狙われるストーリーは、無事でいてほしい!!ってふだんより思ってしまうので鑑賞に力んでしまいます…精神的にシンドイ。
『ラ・ヨローナ~泣く女~』概要
予告トレーラー
1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子供の母親が、不吉な警告を発する。しかし、それを無視したソーシャルワーカーのアンナと彼女の子供たちは、ほどなくしてある女の“泣き声”を聞いてしまう―。その日を境に数々の恐ろしい現象に襲われることとなった家族は、教会に助けを求めるが、そこで語られたのは、呪われたすすり泣く女“ヨローナ”の存在だった―。
スタッフ
- 監督:マイケル・チャベス
- 脚本:ミッキ・ドートリー、トビアス・イアコニス
- 製作:ゲイリー・ドーベルマン、ジェームズ・ワン、エミール・グラッドストーン
キャスト
- リンダ・カーデリーニ(アンナ・テイト=ガルシア)
- ローマン・クリストウ(クリス・ガルシア)
- ジェイニー=リン・キンチェン (サマンサ・ガルシア)
- レイモンド・クルス(ラファエル・オルヴェラ)
- パトリシア・ヴェラスケス(パトリシア・アルバレス)
- マリソル・ラミレス(ラ・ヨローナ)
- ショーン・パトリック・トーマス(クーパー刑事)
- トニー・アメンドーラ(ペレス神父)