【#4】ホラー映画ひとこと手記。〈ホラー映画を短文レビュー〉
こんにちは、Aoringoです。
なかなか1作品を掘り下げるレビュー記事を書く時間がとれないため、毎回10作品の短文レビュー記事をかいていってみることにしました、第二弾。
ひとこと手記は普段以上に語彙力と洞察力がないので予めご了承ください。
ホラー映画ひとこと手記。
ハッピー・デス・デイ(2017)
B級やけどかなり良作ホラーコメディw
突然奇妙な殺人鬼に命を狙われる主人公の女子高生。はじめはホラータッチで始まりますが、殺されると同時に夢から醒め、なぜかベッドの中、殺された日の朝に時間が戻っていて、次は殺されないようにするけどまた殺されてまたもどって、四苦八苦w
はじめこそ戸惑っているものの、時間が戻ることに慣れてきたあたりからめちゃくちゃ開き直り始めてコメディ色全開にww
ムカデ人間(2009)
拉致され拘束される被害者にむかって嬉しそうにオペの内容を説明する、ハイター先生の静かな狂気に満ちた感じと、静かに響くBGMがとっても気持ち悪かったです。
中盤までは、逃げようとする被害者とそれを追ってくるハイター先生というスリラー的な流れですが、その後からは一気に独特で異様なシーンが続いていきます。
とはいえ、コンセプトこそ超グロいのですが、実際の映像にはそこまで直接的にグロいものは映りませんので思ったより安心して見られるかと思います。
ムカデ人間2(2011)
はっきりいって、救いがないです…
もう失うものなど何もない、というように暴走をはじめ、最終的にとんでもないことをしてしまうマーティンにどこか、つい同情めいた感情を持ってしまいます。そこが単なるB級グロムービーでは語れないなにかを感じてしまいます…とはいえ、中盤をさしかかると一気にそんな同情心も吹っ飛ぶサイコパワーが炸裂!!
キャビン(2017)
よくある、悪趣味な富裕層のための殺人ゲームかなにかなのか?と思わせておいて、実はどんでんがえし、まさか予想もしていない結末にはもう嗤うしかないというか、ホラー、モンスターが好きな人にとっては逆に胸熱展開!!
アス(2019)
「めちゃめちゃ怖かった」です。自分の家族とまったく同じ姿の家族が目の前に、無言で現れて襲ってくる恐怖たるや、置きどころのない気持ち悪さ、異様さはゲット・アウトも凌ぐものがあったと感じます。何が起こっているのかわからないのはホラー映画では当たり前なんですが、それの正体が出現しているにも関わらず何が起こっているのか後半まで分からない気持ち悪さ。
ソウ(2004)
Netflixにてあらためて鑑賞(^^)/
ソウって見るん3回目なんですが、これまでちゃんと観てたのか?っていうくらい内容を覚えてなかったです。
「ソウ」は1つの部屋から脱出できるかどうか、みたいなシチュエーションスリラーですが、回想シーンやゴードンの家族の映像などもあるので映像飽きは全くないです。そしてずっと観ていた景色に私達自身も試されているなんて、誰が思いもしたでしょう。
やっぱりサイコー(^^)/
13日の金曜日(1980)
13日の金曜日といえばホッケーマスクをかぶったジェイソンですが、この第一作目にはそんな殺人鬼は出てこなかったという衝撃はおそらく知らない人も多いのかもしれません。
このあとシリーズがどんどん続き、なかばコメディ扱いされることも多い13日の金曜日シリーズですが、やはり当時はホラー映画としての演出、効果音など様々な面において現代のホラー映画の礎になっていることは間違いありません。とくにテレビのバラエティでも怖いシーンなどで誰もが耳にしたことのあるあのBGMなど、70年代、80年代の名作映画には「これ聞いたことがある!」っていう楽しみがあります。
貞子(2016)
貞子のネイルが赤くて指がわりと汚れてなくてきれいなのとかに現実に引き戻されてしまってなかなか入り込めない。
しばらく洞窟にいたはずの弟の姿がそんなに汚れてないとかも。あと湖?のなかに人間の骨があるシーンも、細かな骨が残るならもっと砂利や土も残るだろうしリアル感にかける。
死に顔が怖い、とかもそろそろ飽きてる。
サイコ(1960)
アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコ。
わりと冒頭の主人公がモーテルに来るまでのくだりが長いんだなぁ思いました。包丁の刃物部分が長くてスラッシャーな絵面が強調されててよかったです。
あまりに神格化されすぎててかの有名なシャワーシーンも、こんな感じ?と現代ホラーに慣れすぎてるわたしは思ってしまう部分は正直あったのですが、
1920年代頃からのクラシックホラー映画を追っかけながらこれとか見ると、やっぱり名作と呼ばれてる作品は逸脱してる、と気付かされます。
今でこそわたしたちにとってサイコホラージャンルは当たり前ですが、公開当時の1960年といえば、それまでゴシックホラー、オカルト、怪物系など分かりやすいものが多かった流れにおいて、サイコパスによる観客を欺く手法はかなり斬新であったのだと思います。
ゾンビスクール(2014)
製作総指揮と主演が、ロード・オブ・ザ・リングで有名なイライジャ・ウッド、そして脚本にリー・ワネルが名を連ねてる気になってた映画!コメディセンスが高くってテンポよく観られる軽快ホラー・コメディ。
以上、一言レビュー第4弾でしたっ。
ソウ、13金とかホラー定番作品は改めて見てもやっぱり面白い!サイコとかは古すぎて現代のホラーに慣れ過ぎてるから怖いとか思わないけど、あの音楽聴いたら「おおお」ってなるw 貞子はまじでクソつまらんかった。もう食傷気味の演出オンパレードで、意外性があるからこその怖さみたいなのが皆無。でもお笑いでいうところの、吉本新喜劇の「出ました~!あのネタ!」を楽しむならありかも。
今回の中で一番怖かったのはアスかなー。
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