人気シリーズ衝撃の復活「ジグソウ:ソウ・レガシー」-Jigsaw(2017)

「ジグソウ:ソウ・レガシー」について
2004年の第一作目から人気シリーズのついに8作目!
ファイナルから7年の時を経てファン待望の新作でした。
そんな期待に応えることになった監督を務めたのは『プリデスティネーション』などのマイケル、ピーター・スピエリッグ兄弟。映像編集には、「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル」で監督を務め、これまでのシリーズ全作品の編集も手掛けてきたケヴィン・グルタートが担当しています。
期待値が高かっただけに批評家による評価はそこまで良くなかったらしいですが、興行収入は予算に対して大成功といえる結果になっています。
ファン待望、7年ぶり
ソウ見返したのでレビュー再投稿(^^)/
2004年の第一作目から人気シリーズのついに8作目!
ファイナルから7年の時を経てファン待望の新作でした。
そんな期待に応えることになった監督を務めたのは『プリデスティネーション』などのマイケル、ピーター・スピエリッグ兄弟。…彼らの他の作品見たことないのでよくわからん。
映像編集には、「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル」で監督を務め、これまでのシリーズ全作品の編集も手掛けてきたケヴィン・グルタートが担当しています。
ストーリーの中心となるのは、検視官のマットとエレノア、そして捜査を担当する刑事ハロラン、部下のキース。
ハロラン役のカラム・キース・レニーは渋くて存在感があってよかったですねえ( ˘ω˘ )これまで刑事と犯人側、そしてその他の人たちみたいな設定一辺倒だったソウシリーズだったので、検視官2人がメイン人物って設定は新鮮でした。
で、今回は10年前に死んでるはずのジグソウゲームがなぜ再開されてるの?!っていうミステリーから始まりますが、ジグソウの死については疑うことがないところなので、新たな模倣犯によるものなのか、はたまたファイナルで余韻を残したあの人なのか…?ってことになります。
ソウといえばグロい!えぐい!血しぶきブシャー!を期待される作品でありますが、真髄はサスペンスで謎解きにこそソウの面白さがあります。そして、それはストーリー内だけでなく、観客にも試されている。
そういう意味では、ネタバレになるから詳しくかけませんが、たくみな脚本と映像編集のおかげで今回は見事に翻弄されたなという感じ。
これまで、死後も回想シーンで毎回登場するジグソウことジョン・クレイマーですが、今回も登場しています。ただし撮影はソウ1から数えると13年経ってることもあり、トビン・ベルはさすがにお年を召してる…
2023年にはドラマシリーズでも出演が予定されてるみたいだけど御年80歳、あんまり無理させないでって思っちゃう( ˘ω˘ )💦
シリーズの中ではグロさはマイルドめです。(といってもじゅうぶんハードなので苦手な人は要注意

お決まりのオープニングがない
ソウシリーズといえば、デスゲームから始まり犠牲者が出たところでタイトル、みたいなオープニングが定石でした。が、今回の復活版ではそこは踏襲しておらず、サスペンス・アクション風の始まりで新鮮でした(^^)/
今回のデスゲーム
7年ぶりにお披露目されるデスゲーム。
バケツみたいなのを被らされた5人のパッケージがとても印象的ですが、参加者はミッチ、アンナ、ライアン、カーリー、そして意識のない謎の男の5人。
1つ目のゲーム「血をちょっとでも流せばセーフゲーム」で犠牲となった(と思われた)のが、検視官のローガン・ネルソンだったことが後ほど判明しました。(ローガンについては後述)。
そして、2つ目のゲーム「過去に行った悪いことを告白しろゲーム」ではそれぞれが何かしら思い当たる話をして生存。…でもアナが「赤ん坊を亡くした」って叫んだときにライアンが「それ?!」みたいな反応してるとおり、あれで生き残れるのご都合よすぎる感じはした。まあ、このターンは連帯責任っぽかったので一人が告白できないと全員の歯車が止まらずゲームが終わってしまうから?…その割には、ミッチがテープレコーダーをゲットした瞬間に歯車が落ちてクリアできてしまう、という謎。
う〜ん( ˘ω˘ )
気を取り直して、3つ目のゲームはカーリーに託された「どの注射器か選べゲーム」。カーリーには、あらかじめ何かの毒が打たれてて、3つの注射器のうち1つに解毒剤がはいっててそれを打たないと死ぬことになってました。注射器にはヒントとなる番号がかかれてあり、どれか1つだけが正解。カーリーが正しい注射器を打たないと全員が道連れゲームオーバーになるらしい。
カーリーは、過去の行いから関連しそうな数字を見つけるものの、確認がもてないまま全員が首吊り状態に。焦ったライアンに3本ともまとめて注射されてカーリー死亡。
残った3人が次のゲームに挑戦する前にライアンが床下のトラップにかかって足がもげてしまう危機に。しかし、そのハプニングと同時に新しいテープが見つかり、レバーをひけば自由になれるよ、とだけ言われる。実際にはレバーをひくとトラップが作動して足がプッツンなります。ライアン絶望。
ライアンを残し、アナとミッチが次に挑戦するのは「生き埋めからの脱出〜飛び道具あり〜ゲーム」。生き埋めだけだとありがちやし、色々投げとこ!って投げやり感があって笑ったww それに、ここまで来て何で小さな部屋に入る時に入り口押さえておくとか思わないんだろ?見てて思った人少なくないはず…
さらに、穀物ルームで流れたビデオでは、床下トラップにかかってるのがライアンってことがバレてるし、穀物ルームに入ってるのが2人とも発言してる。誰が生き残るか、この部屋に入るのかゲームの信仰によってはわからないはず。ってことは、リアルタイムで現場を見ててメッセージを流してるの??それともライアンならトラップひっかかるやろーって予め予想されてたってこと?…でもそれ外したらさすがに締まらないもんなあ。
見れば見るほど細かいとこが納得いかない笑

「ジグソウ:ソウ・レガシー」概要
予告トレーラー
密室に集められた5人の男女。頭には目の部分がくり貫かれたバケツが被せられ、身体には鎖が繋がれている。その鎖は対面する壁に繋がっており、壁には一面に丸鋸刃(まるのこは)が付いている。“さあゲームをしよう、お前たちは嘘をついてきた罪を告白せよ、真実のみがお前らを自由にする生きるか死ぬか、お前たち次第だ”ゲームは始まった・・・
スタッフ
- 監督:スピエリッグ兄弟
- 脚本:ジョシュ・ストルバーグ、ピーター・ゴールドフィンガー
- 原作:リー・ワネル、ジェームズ・ワン
- 主題歌:ー
- 製作:ツイステッド・ピクチャーズ
- 配給:アスミック・エース(日本)
キャスト

検視官。10年を経て出現した、ジグソウの犠牲者と思われる死体を調べる。

刑事。ジグソウの関連が疑われる事件の捜査を担当。

刑事。ハロランと組んで捜査を担当。

検視官。ローガン・ネルソンと共にジグソウの犠牲者と思われる死体を調べる。
- ローラ・ヴァンダーヴォート:アナ役(ゲーム参加者、過去に子供を亡くしている)
- マンデラ・ヴァン・ピーブルズ:ミッチ役(ゲーム参加者の黒人男性)
- ポール・ブラウンスタイン:ライアン役(ゲーム参加者、粗暴な性格の男)
- ブリタニー・アレン:カーリー役(ゲーム参加者の女性)
- ジョサイア・ブラック:エドガー役(冒頭で射殺される男)
- トビン・ベル:ジグソウ / ジョン・クレイマー役
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■マーク・バーグ(プロデューサー)、オーレン・クールズ(プロデューサー)、ピーター・ブロッ
ク(製作総指揮)によるオーディオ・コメンタリー
■I Speak for the Dead: The Legacy of Saw (81分、7パートに及ぶドキュメンタリー)※ブルーレ
イ限定特典。
■The Choice is Yours: Exploring the Props
■予告編集
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