クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション(シーズン16)のレビュー&考察
この記事では2023年2月22日からディズニープラスで配信されているクリミナル・マインド新シーズン『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(以下、CMシーズン16)についてまとめています。
ジェフ・デイビスによって制作されたアメリカの警察ドラマ。2005年の初放送から世界的大ヒットとなり15年間に渡ってシリーズ化されました。
FBIの行動分析課(BAU)のメンバーとして働く犯罪プロファイラーたちが、行動分析とプロファイリングを駆使して犯罪を捜査し、犯人を見つけ出す姿を描くとともに、捜査官たちの個人的な苦悩に取り組む姿も描かれています。
米国内のスピンオフ作品以外に韓国でも映像化やゲーム化がされています。
CMシーズン16について
始まりましたね〜(^^)
まさか新シーズンが始まるとは思ってもなかったので、ロッシことジョー・マンテーニャのIGで発表されたときはすっごく嬉しかったです。
というのも、クリマイは私が5年前くらいにドハマリしたドラマで、猟奇殺人vsFBI特別捜査班〈BAU〉というサスペンス部分がおもしろいだけでなく、登場人物もみんな魅力的で奥深いドラマなんですねえ。
で、今シーズンの物語はというと、BAUのメンバーがCOVID-19パンデミック時に構築された連続殺人犯のネットワークに直面する様子が描かれています。
副題「エボリューション」とは
今回はこれまでのシーズンと違い、「Evolution(進化)」という副題がついてます。これは一体何を意味するのでしょうか…?
登場人物






CMシーズン16のエピソード一覧
再開の時-Just Getting Started-
メリーランド州で10代の少女が誘拐され、その両親が殺されたことについて、バージニア州で家族4人が殺害されたことも同じ犯人の仕業だとBAUは考えていた。
一方、ルイスはワシントン州ヤキマ郡の倉庫で発見された多数の遺体を調査。シリアルキラーの犯行だとBAUは主張するが本局はカルテルの仕業だという。そして、さらなる誘拐事件の進展により、元アナリストのペネロペ・ガルシアへ協力を要請する。
人生で最大の喪失は死ではなく、命あるうちから我々の中で死にゆくものである。
ノーマン・カズンズ
ロッシさんだいじょぶそ???久しぶりに見たらずいぶんお痩せになられましたね、役作りなのでしょうか…。プレンティスも落ち着いたシルバーヘアがかっこよくて時間の流れを感じますね。
ガルシアも帰ってきてくれて嬉しい!やっぱ彼女がいないとクリマイじゃないよね。相方?のデレクはもういないけど、新たなケンカ仲間(と言いながら仲良し💛)のアダムとの掛け合いも今後楽しみ。
んで犯人はガルシアの予想通り10代の若者だったけど、ロッシの予想通り40代以上の男も間違いなく絡んでる、と。ここからこの犯行グループ(?)のネットワークがどこまで拡大していくのか…。

-Sicarius-
脊髄を切断する連続殺人犯を追うBAU。そんな中、前回の事件から連続殺人犯のネットワークを示す手がかりを発見する。このネットワークの規模を把握するため、ロッシは渋るガルシアにBAUへの復帰を説得する。
この世のセックス以外の全てはセックスに関係する。
オスカー・ワイルド
ロッシさん少しずつ復活してる気がする。よかった( ˘ω˘ )
事件については、共通するトランクケースを手がかりにそれぞれの事件がゆるく絡んでいることをBAUは掴みました。これまであらゆるシリアルキラーを研究してきたロッシ先生ですが、コロナパンデミックによる影響は想定外。殺したくても殺せない、フラストレーションの溜まったシリアルキラーが求めるはけ口とは、それこそが殺人鬼ネットワーク(恐ろしい…)。
これまでにわかっているのは、前回コンテナに遺体を集めてたシリアルキラーがボス(シカリウス)で、パンデミックの影響から2020年を最後に活動を止めていること、その後の前回、今回の殺人はその弟子によるものということ。
んで、BAUを軽視する副長官とエミリーの冷戦も気になるところ。そして最後はついにガルシアがBAUに復帰!「仕事よ!」こうでなくっちゃ( ˘ω˘ )♪
ちなみにシカリウスは毒蜘蛛っていう意味らしいです。

-Moose-
シリアルネットワークの中心人物(シカリウス)はイライアス・ヴォイト。普段は温厚な父親で家族とともに過ごしているが、裏の顔はかなり危険なサイコパス。BAUは彼の殺人きっとをすべて見つけなければならない。しかし1つが欠けており、その道はキャピタルの爆弾に通じているのだった。
痛みの前に英雄なし(苦痛に晒されれば英雄も何もあったものではない)
ジョージ・オーウェル
前回ガルシアに謎の人物が殺人キットの信号を送ってきたおかげで10個の殺人キットを警察が押収、しかし3個はすでに掘り起こされていました。その中身が推察されたことによりシカリウスに繋がる手がかりをBAUは見つけていきます。
んでシカリウスことイライアス・ヴォイトは仕事をクビになり、娘がまさかの私立校に入学でお金がかかる、隣人ガチャにも外れてどんどん追い詰められていきます。(学費で追い詰められる気持ちだけは共感するわ…)
お金のために殺人を煽るイライアス。追い詰められた人間は怖いですね。しかしイライアスが指示した爆弾攻撃はBAUの手柄により頓挫。その手柄は副長官によってテロ対策チームの功績にされちゃいましたが、エミリーの「あんたは現場にも出たことも銃を抜いたこともサイコパスと対峙したこともない、単なるファンドマネージャー。クビを心配するならあんたの方よ」ってスカッとしました( ˘ω˘ )よう言ってくれた。
爆弾魔だと思われて確保されたタイラー・グリーンですが、彼はシリアルキラーではんく自分の姉(もしくは妹)を殺した犯人を探すためにネットワークに入り込んだ正義執行人でした。しかし、口数少ない彼は「お前らは全てだめにした」とBAUを責めます。一体どういうことなのか…( ˘ω˘ )
ところでちょいちょい挟んでくるJJ夫妻の日常。これは間違いなく今後彼らになんか起こるフラグ立ってますよね?そっとしといてあげてくれませんか…?いや、そんなわけにはいかないでしょう。ホッチ、モーガン、リード、ガルシアetc…BAU捜査官たるや家族巻き込み事件があってこそ…いやでもそっとしてあげてくれませんか…ジョシュ・スチュワート(JJ夫役)好きなのよ…

-Pay-Per-View-
BAUは、家宅侵入チームを追って、連続殺人犯のネットワークにつながる次の人物を探すことに。アルバレスとガルシアはタイラー・グリーンを説得し、シカリウスの記憶を解くための認知面接を受けさせる。
辛抱強い男こそ、怒らせと怖い
ジョン・ドライデン
グリーンの妹だか姉だか一体どっちなんだ!(吹替では姉、字幕では妹…、Sisterを訳してるからどっちでもいいのかなw)
今回は留守中の家に勝手に忍び込んでそこで殺人を行うという迷惑極まりない家宅侵入シリアルキラー。色々なシリアルキラーがいるけどこれは本当に趣味が悪い!もう住めなくなっちゃうやん😭
で颯爽と逮捕するもシカリウスとの関連性はないことが判明しました。次から次へこんな殺人犯ばっか怖すぎる。
で、やっぱりきたー😭JJ夫、癌かもしれない…やめてぇ…

-Oedipus Wrecks-
3/22(水)配信予定
-True Conviction-
3/29(水)配信予定
-What Doesn’t Kill Us-
4/5(水)配信予定
-Forget Me Knots-
4/12(水)配信予定
-Memento Mori-
4/19(水)配信予定

-Dead End-
4/26(水)配信予定
まとめ
ついに始まったクリマイ16。おなじみメンバーにまた会えてとっても嬉しい反面、リードもいなくて寂しい面も。相変わらず緊張感のあるシーンと弛緩シーンのコントラストが良い、私的にバランスのいいドラマだなーって感じです。
しばらく水曜日が待ち遠しいですね。また配信が終わり次第どんどん追記していきます。

Aoringoホラー研究所について
当ブログはホラー好きな管理人がにわか研究員としてホラー映画やミステリー小説などをマイペースに掘り下げているブログです。
Twitterでは新着情報とかを発信中。
人気の記事

U-NEXTなら観たい作品が見つかる!
ドラマ、雑誌、コミック、アダルトまでコンテンツ数が圧倒的!
月額プラン2,189円(税込)が31日間無料
(無料期間中600円分のU-NEXTポイントプレゼント)