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京極夏彦の長編小説〈現代怪談シリーズ〉全まとめ

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京極夏彦さんの書籍全録

この記事では私の大好きなミステリー小説「百鬼夜行シリーズ」の京極夏彦先生についてまとめています。

研究員Aoringo
研究員Aoringo

京極夏彦とは?

京極夏彦さんの小説の中で最も人気で知名度のあるシリーズ「百鬼夜行シリーズ」。「魍魎の匣」や「姑獲鳥の夏」などは映画化もされているのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏とも親交が深く、妖怪研究家としての一面も色濃い京極氏の手がける作品は、多くが「妖怪」に深く関係しています。

京極夏彦さんに関する書籍は↓の記事でまとめていますのでぜひ併せてごらんください。

あわせて読みたい
京極夏彦の小説・書籍まとめ
京極夏彦の小説・書籍まとめ

この記事では、京極夏彦さんの作品のうち「現代怪談シリーズ」のみをまとめています。

京極夏彦さんの小説

現代怪談シリーズ

現代を舞台に、江戸時代に書かれた怪談を現代語訳した「旧談」や、現代怪談などの短編集シリーズ。

『旧談』 -2007年7月

京極夏彦 旧談

2007年に単行本「旧(ふるい)怪談―耳袋より」として発売され、2013年に文庫版としてリメイク。江戸時代の怪異蒐集の書『耳嚢』を著者独自の解釈で現代語にした作品。ただの訳ではなく、当時と現代の文化の差異を著者が補佐しているような側面もあり、非常に読みやすくなっています。怪談ではあるが、怖いというよりは不思議な「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせる雰囲気があります。

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『幽談』 -2008年7月

京極夏彦 幽談

怖いものとは何だろう。本当に怖いものを知るため、とある屋敷を訪れた男は、通された座敷で思案する。完全な暗闇の世界、思いもよらない異形のモノ、殺意を持った猛獣や殺人鬼、己が死ぬこと、幽霊――。不安でも嫌悪でも驚きでも不思議でもなく、純粋な怖いものを。恐怖に似たものではい、真実の“こわいもの”を知るという屋敷の老人が、男にさし示したものとは。「こわいもの」ほか、妖しく美しい、幽(かそけ)き8つの物語を収録。

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『冥談』 -2010年3月

京極夏彦 冥談

庭に咲く艶々とした椿の花とは対照に、暗い座敷に座る小山内君は痩せ細り、土気色の顔をしている。僕は小山内君に頼まれて留守居をすることになった。襖を隔てた隣室に横たわっている、妹の佐弥子さんの死体とともに。しかしいま、僕の目の前に立つ佐弥子さんは、儚いほどに白く、昔と同じ声で語りかけてくる。彼女は本当に死んでいるのだろうか。「庭のある家」をはじめ、計8篇を収録。生と死のあわいをゆく、ほの瞑い旅路。

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『眩談』 -2012年11月

京極夏彦 眩談

庭に咲く艶々とした椿の花とは対照に、暗い座敷に座る小山内君は痩せ細り、土気色の顔をしている。僕は小山内君に頼まれて留守居をすることになった。襖を隔てた隣室に横たわっている、妹の佐弥子さんの死体とともに。しかしいま、僕の目の前に立つ佐弥子さんは、儚いほどに白く、昔と同じ声で語りかけてくる。彼女は本当に死んでいるのだろうか。「庭のある家」をはじめ、計8篇を収録。生と死のあわいをゆく、ほの瞑い旅路。

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『鬼談』 -2015年4月

京極夏彦 鬼談

シリーズの中では一番怖いともいわれる。藩の剣術指南役・桐生家に生まれた作之進には、右腕がない。元服の夜、父は厳かに言った。「お前の腕を斬ったのは儂だ」。一方、柔らかで幸福な家庭で暮らす“私”は何故か、弟を見ていると自分の中に真っ黒な何かが涌くのを感じていた。ある日、私は見てしまう。幼い弟の右腕を掴み、表情のない顔で見下ろす父を。過去と現在が奇妙に交錯する「鬼縁」ほか、情欲に囚われ“人と鬼”の狭間を漂う者たちを描いた短編集。

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『虚談』 -2018年2月

京極夏彦 虚談

元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。「ナッちゃんはそういうの駄目な口やろ」と笑いながら、デザイン学校時代の年上の同輩、御木さんは奇妙な話を始めた。十三歳のときに山崩れで死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て、仕事先と自宅に現れたというのだ。だが彼の話には、僕の記憶と食い違いがあり―(「クラス」)。この現実と価値観を揺るがす、全9篇の連作集。

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まとめ

今回は京極夏彦さんの小説「現代怪談シリーズ」の書籍についてまとめました。

他にも京極夏彦さんの小説やエッセイ、絵本などをまとめた記事をたくさん公開しています。

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妖怪・日本の怪奇談

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京極夏彦さんの書籍全録
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にわかホラー研究員
関西在住。ホラー映画を見たりホラーに関することで興味が出たものをマイペースに調べたりしてブログ記事にしています。いろんな映画を観るよりは好きな作品やシリーズを掘り下げるのが好きです。もっぱら在宅シネマ―で動画配信サービス&BS/CS録画で楽しんでます。
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