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京極夏彦の長編小説〈書楼弔堂シリーズ〉〈虚実妖怪百物語シリーズ〉全まとめ

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京極夏彦さんの書籍全録

京極夏彦とは?

京極夏彦さんの小説の中で最も人気で知名度のあるシリーズ「百鬼夜行シリーズ」。「魍魎の匣」や「姑獲鳥の夏」などは映画化もされているのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏とも親交が深く、妖怪研究家としての一面も色濃い京極氏の手がける作品は、多くが「妖怪」に深く関係しています。

京極夏彦さんに関する書籍は↓の記事でまとめていますのでぜひ併せてごらんください。

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京極夏彦の小説・書籍まとめ
京極夏彦の小説・書籍まとめ

この記事では、京極夏彦さんの小説シリーズのうち「書楼弔堂シリーズ」「ヒトでなしシリーズ」「虚実妖怪百物語シリーズ」の小説をまとめています。

京極夏彦さんの小説

書楼弔堂シリーズ

舞台は明治時代の中期。古今東西のあらゆる書物が揃う「書楼弔堂」という古本屋が舞台で、一部の章を除いて実在の人物が登場。また、各巻ごとに主人公が変わるシリーズ。

『書楼弔堂 破暁』 -2013年11月

京極夏彦 書楼弔堂 破暁

(しょろうとむらいどう はぎよう)明治25年の5月、休職し家族を置いて東京の郊外で独り暮らしていた高遠彬は、知り合いの丁稚から一風変わった古書店が近所にあると聞き、興味を抱いてその「書楼弔堂」を訪れる。

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『書楼弔堂 炎昼』 -2016年11月

京極夏彦 書楼弔堂 炎昼

(しょろうとむらいどう えんちゅう)明治30年の夏、祖父との不和のために家を飛び出した天馬塔子は、文壇の友人から聞いた不思議な古書店を探していると云う2人の青年と出会い、件の建物に心当たりがあったことから一緒に「書楼弔堂」へ向かう。シリーズ第二弾。

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『書楼弔堂 待宵』 -2023年1月

京極夏彦 書楼弔堂 待宵

(しょろうとむらいどう まつよい)

明治35年初頭、八甲田山の遭難騒ぎから10日ばかり経った頃、東京郊外のとある坂で甘酒屋を営む老人・弥蔵は、常連の利吉から近所にあらゆる本が揃うと評判の本屋があり、德冨蘇峰がそこを探して坂下の鰻屋に来ていると教えられる。しばらくして来店した蘇峰が本屋を見つけられず困っていると知り、弥蔵は案内を兼ねて共に「書楼弔堂」を目指す。約6年ぶりに発刊されたシリーズ第3弾。

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京極夏彦さんの小説

虚実妖怪百物語シリーズ

2011年から2018年まで「怪」にて連載された、妖怪大戦争シリーズと帝都物語シリーズをベースにした作品で、著書の中でも最大の長編となっている。最大の特徴は、なんと言ってもその異様にカオスなストーリー展開であり、(登場人物いわく)極めて節操がないほどの大規模なクロスオーバーが特徴。キャラクターだけでなく、実在の人物たちが実名で登場している。

『虚実妖怪百物語 序』 -2016年10月

京極夏彦 虚実妖怪百物語 序

シリアの砂漠に現れた男。旧日本兵らしき軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。その男は、古今東西の呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた―。妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れたアルバイトの榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。だがその言葉とは逆に、日本中に次々と妖怪が現れ始める。

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『虚実妖怪百物語 破』 -2016年10月

京極夏彦 虚実妖怪百物語 破

富士の樹海。魔人・加藤保憲の前に、ある政治家が跪いていた。太古の魔物が憑依したその政治家に、加藤は言い放った。この国を滅ぼす、と―。妖怪が出現し騒動が頻発すると、政府は妖怪を諸悪の根源と決めつけ、駆逐に乗り出す。世相は殺伐とし、民衆は暴力的となり、相互監視が始まる。妖怪専門誌『怪』関係者は、この異常事態の原因究明のため、村上健司らが入手した呼ぶ子を出現させる謎の石の研究を続けるが…。

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『虚実妖怪百物語 急』 -2016年11月

京極夏彦 虚実妖怪百物語 急

京極史上最長!計1900枚の超大作がついに完結。妖怪研究施設での大騒動を境に、妖怪はなりを潜めていた。政府は妖怪殲滅を宣言すると、不可解な政策を次々と発表。国民は猜疑心と攻撃性に包まれていき、日本は危機的状況に陥っていった。妖怪関係者は富士山麓に避難するが、荒俣宏や榎木津平太郎は、政府の特殊部隊によって捕縛されてしまう。果たして平太郎らは、妖怪出現の謎、そして世界が殺伐としてゆく真の要因を突き止めることができるのか。魔人・加藤保憲、妖怪、軍隊、妖怪関係者が入り乱れた“大戦争”が始まる。

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まとめ

今回は京極夏彦さんの小説シリーズのうち「書楼弔堂シリーズ」「虚実妖怪百物語シリーズ」の小説をまとめてみました。

他にも京極夏彦さんの小説やエッセイ、絵本などをまとめた記事をたくさん公開しています。

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妖怪・日本の怪奇談

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京極夏彦さんの書籍全録
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にわかホラー研究員
関西在住。ホラー映画を見たりホラーに関することで興味が出たものをマイペースに調べたりしてブログ記事にしています。いろんな映画を観るよりは好きな作品やシリーズを掘り下げるのが好きです。もっぱら在宅シネマ―で動画配信サービス&BS/CS録画で楽しんでます。
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