京極夏彦の長編小説〈江戸怪談シリーズ〉全まとめ
京極夏彦とは?
京極夏彦さんの小説の中で最も人気で知名度のあるシリーズ「百鬼夜行シリーズ」。「魍魎の匣」や「姑獲鳥の夏」などは映画化もされているのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏とも親交が深く、妖怪研究家としての一面も色濃い京極氏の手がける作品は、多くが「妖怪」に深く関係しています。
京極夏彦さんに関する書籍は↓の記事でまとめていますのでぜひ併せてごらんください。
この記事では、京極夏彦さんの書籍のうち、「江戸怪談シリーズ」の作品をまとめています。
古典の怪談を、登場人物などの要素や筋立てを利用して、組み直したもの。おどろおどろしい背景と、男女の現代的視点からの心理描写が精緻な作品群。
『嗤う伊右衛門』 -1997年6月
(わらういえもん)幽晦との境界が、破れている。内部の薄明が昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る…。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩―「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと昇華する。第25回泉鏡花文学賞受賞作で、お岩さんで有名な怪談「四谷怪談」をモチーフにした長編小説。著者独自の解釈でアレンジされており、おおまかな設定以外は原作と大きく異なっている。
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まとめ
今回は京極夏彦さんの小説のうち、江戸怪談シリーズの作品についてまとめてみました。他にも京極夏彦さんの小説やエッセイ、絵本などをまとめた記事をたくさん公開しています。
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