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映画レビュー「ジェーン・ドウの解剖」-The Autopsy of Jane Doe(2016)

アオリンゴ
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上映日:2017年05月20日/ 製作国:イギリス/ 上映時間:86分

予告トレーラーを見た時から気になって仕方なかった本作。
のっけから臨床シーンなので釘付けです。臨床もの好きなんだ…他になにがある?って言われるととくに思い当たらないけど…w

解剖シーン』『美しい遺体』『身元不明』…このキーワードだけでもう設定は100点満点じゃないですか?絶対に興味そそられますもん。臨床解剖という一般的には非現実的な環境だけでも素人の私にとってはテンションあがるというのに、さらに進めば進むほど謎、謎、謎の連続に目がはなせなすぎます。

「ジェーン・ドウの解剖」

ネタバレなしの感想

解剖シーンでは、骨を切る音、内臓を触る音とかがリアルに響くのでリアルで耳にグロイです。

そして、めちゃめちゃ怖い!!!!!
でも知りたい!!あなた(ジェーン・ドゥ)のこと…!!

あ、ちなみに”ジェーン・ドゥ”は”身元不明の女性”とかそういう意味の言葉だそうよ

ホラー研究所・所長
ホラー研究所・所長

男性の場合だと「ジョン・ドゥ」というそうです~

研究員Aoringo
研究員Aoringo

話さず、動かないのにめっちゃ怖い

うん、だからこそ怖いのかも。

「いったい君に何があったんだよ?!」っていうトミーとオースティンと一緒の気持ちになって奇妙な出来事に向き合う感じがいっそう怖かったのかもしれない…。

前半は遺体解剖をするにつれ謎がふくらんでいく、スリラー的な怖さ。そして後半は怪異が正体をあらわしはじめ、オカルト色が強くなっていきました。ホラー映画としては、怖がらせポイントも王道な感じで目新しさはとくにないものの、遺体は動かないのにこの怪異は何なんだ?という想像を掻き立てられる恐怖がありました。

解剖シーンはわりとグロ描写もあるので注意です。
そういうのお好きな方はぜひご覧ください( ^ω^ )

思わず、上野正彦さんの「死体は語る」を思い出します。また読みたいな…

研究員Aoringo
研究員Aoringo

リアルな遺体解剖に立ち会った出演者

ベテラン解剖医トミーの息子、オースティンを演じたエミール・ハーシュですが、撮影のために、実際の遺体安置所に見学に行ったそうです。これまで本物の遺体を見たことがなかった彼はその日だけで500体の遺体を見て、さらに実際の解剖にも立ち会ったというからかなり気合が入ってます。というか、500体も遺体あるのってすごくないですか…?(;^ω^) 

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発売中の『ジェーン・ドウの解剖』Blu-rayには、Blu-ray限定の映像特典が収録されてて、しかもケースがブラックでかっこよくないですか?♡めちゃ欲しい。

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内容

【映像特典】
(ブルーレイ専用/予定):
●メイキング(約13分)
●インタビュー集:アンドレ・ウーヴレダル監督、
エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス、
オフィリア・ラヴィボンド(約33分)

『ジェーン・ドウの解剖』概要

予告トレーラー

あらすじ

ベテラン検死官トミーは、同じく検死官の息子オースティンと遺体安置所を営んでいる。ある嵐の夜、警察から緊急の依頼が入る。それは、謎の惨殺事件の現場から全裸で見つかった身元不明の美女“ジェーン・ドウ”の死体の検死解剖だった。通常の検死だと思われたが、メスを入れ解剖を進めるにつれ、体内が焼かれ切断されているなど、異常な状態が判明。やがてあり得ない物の数々が体内で見つかり、起こり得ない現象が次々と発生、衝撃と戦慄が走る。外は暴風雨、通信も途絶えていた。隔絶され、閉ざされた空間で、逃げ場のない恐怖が始まる・・・。

スタッフ

  • 監督:アンドレ・ウーヴレダル
  • 脚本:イアン・ゴールドバーグ、リチャード・ナイン

キャスト

  • 解剖医のおっちゃん:ブライアン・コックス(Brian Cox, Bryan Cox)
  • 解剖医の息子:ショーン・ロジャーソン(Emile Hirsch)
  • 死体:オフィリア・ラヴィボンド(Ophelia Lucy Lovibond)

美しい遺体の臨床解剖から始まる怪現象、という魅力的な設定の予告トレーラーに強く引きつけられた人は少なくなかったと思う。

研究員Aoringo
研究員Aoringo

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にわかホラー研究員
関西在住。ホラー映画を見たりホラーに関することで興味が出たものをマイペースに調べたりしてブログ記事にしています。いろんな映画を観るよりは好きな作品やシリーズを掘り下げるのが好きです。もっぱら在宅シネマ―で動画配信サービス&BS/CS録画で楽しんでます。
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