アイアムアヒーロー

ゾンビ

映画レビュー「アイアムアヒーロー」(2015年)

アイアムアヒーロー

上映日:2016年04月23日 / 製作国:日本

ココがおすすめ

大人気ゾンビコミックのまさかの実写化!日本映画でもここまでクオリティの高いゾンビ映画がつくれるんだ!と最高に興奮します!一体一体のゾキュン(劇中のゾンビの呼び名)にしっかり個性があり、特殊メイキングの作り込みがやばいです!!!!!

控えめに言っても最高の実写化です

当時、原作のコミックにドはまりして、一気に発売されている全巻をお買い上げした本作。
その実写化となれば見ないわけにはいきません。

ストーリーは、謎の感染によって「ゾキュン」と呼ばれるゾンビが街中に溢れていくサバイバルという側面と、一人の冴えない男がサバイバルを通して成長していく側面をもっています。

ゾキュンの作り込みやグロさは、そこそこのホラーファンでも納得できる完成度であり、原作よりはかなり端折られているのは仕方ないとしても、登場人物のキャラ背景や全体的なストーリーもかなりうまくまとめられています!

キャスティング、最高かよ

まずは主人公の鈴木英雄を大泉洋さんが演じています。
ビジュアル、雰囲気ともにこれ以上のキャスティングがあるでしょうか?いや、ないです!むしろ大泉洋さんがいたからこそ、かなった実写化なのではないかと思うレベルです。

比呂美役を演じる制服姿の有村架純ちゃんの可愛さ、藪役の長澤まさみちゃんの美しさとかっこよさもしっかり堪能できます♡♡

なんといってもゾキュンの完成度に感動すらした

ゾンビ映画というと、発症したあとはいずれも同じような状態になって没個性しがちなんですが、本作のゾキュンはそれぞれに個性があって発症したあとの挙動もめっちゃ楽しめます。ゾキュン化すると、生きていたときによく発していた言葉を支離滅裂に発したり、よくしていた行動をひたすら繰り返しています。

原作コミックでも、損壊している体の様子や動きには個性があって面白かったですが、本作でも体や傷の細部までしっかり作り込まれていて見ごたえはじゅうぶん。よくここまで再現できたよな妥協せずにやりきってくれたよな、と製作スタッフさんたちの執念すら感じるレベル。

ゾンビ映画って「あ、このエキストラゾンビ手抜いてるな」とかあるんですけど一切ないです\(^o^)/

日本では撮影不可!アクションシーンはじめ撮影のほとんどは韓国

大規模なカーアクション、爆発をともなう撮影など日本では規制によって限界があるため、撮影の多くは韓国で行われたそうです。中盤から舞台となるショッピングモールも、韓国の使われていないモールだったんですね!そのため特殊メイキングやVFXなども現地のスタッフとの全面協力で進んだそうです。

特撮や特殊メイキング、韓国での撮影については以下のリンク先にて詳しく掲載されているのでぜひごらんください!

ゾンビより怖い、極限状態の人間の本性

ウォーキング・デッド(TWD)を見てた人なら嫌というほど思い知ったであろう、本当に怖いのはゾンビではなく生きている人間である、という真実…。TWDでは鬱レベルで精神的にやられます…(アオリンゴはあまりにしんどくてシーズン7から先を見れなくなってしまった一人です…)本作でも、TWDを彷彿とさせる、要塞化したショッピングモール内での生きた人間同士のバトルが展開されます…

原作コミックではここはもっと怖くて嫌なくだりがあるのですが映画でははしょられてます。(黒焦げとか)

ぜひぜひ原作コミックを読んでほしい!

本作もじゅうぶん楽しめるのですが、英雄の成長ぶりもショッピングモールを抜けたあともまだまだサバイバルは続いていきます。映画では仕方なくカットされたシーンも原作コミックで、さらにアイアムアヒーローを楽しんでほしいです!

メイキングシーンも楽しい!

幽子
邦画の新たな可能性、レベルの高さを見せつけた本作は世界でも称賛され賞も受賞しました!必見!

あらすじ

鈴木英雄(大泉洋)35歳。職業:漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。 そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形」の姿。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村架純)と元看護師・藪(長澤まさみ)と共に生き残りを賭けた極限のサバイバルが始まった…。果たして彼らは、この変わり果てた日本で生き延びることが出来るのか。そして、英雄は、ただの英雄(ひでお)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか!?

若さは罪度
グロ度
学園もの楽しめる度

予告編

スタッフ

監督:佐藤信介
脚本:野木亜紀子
原作(コミック):花沢健吾

出演者

主人公:大泉洋
有村架純
長澤まさみ
片瀬那奈
吉沢悠
岡田義徳
徳井優
マキタスポーツ
片桐仁
風間トオル、ほか

最後に一言

幽子
ゾンビや怪物の作り込みに愛情を感じる作品っていいですよね

 

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