登場キャラクターほぼ全解説!『ツイン・ピークス』オリジナルシリーズ&The Return(1990/2017)
オリジナルシリーズのみに登場した人々(続き)
テレサ・バンクス
テレサ・メアリー・バンクスは、ワシントン州タコマ出身の未成年でありながら売春婦。さらにコカイン中毒者で、ツインピークスにおける連続殺人の最初の被害者であるとされています。
彼女の遺体はウィンドリバーで発見され、薬指の爪の下に「T」の文字が書かれたプラスチックが刺さっていました。この事件と1年後のローラ・パーマー殺害との類似点から、 FBI特別捜査官デイル・クーパーはツイン・ピークスの町に赴き、そこでテレサを殺害した犯人が二度目の襲撃を行ったと確信したのです。
アンドリュー・パッカード
キャサリン・マーテルの兄で、ジョシーの元夫。事故で亡くなったと思われていたが生存しており、トマス・エッカートへの復讐を計画している。
ブラッキー・オライリー
“片目のジャック”の支配人。
所有者のベン・ホーンに代わって、“片目のジャック”の実質的経営を取り仕切る。
しかしながらその実態は、ホーン兄弟の策略によって、薬漬けとなっているに過ぎない。本心においてはベンへの復讐を期しながらも、供給されるヘロインに依存せざるを得ない。
ロネット・ポラスキー
ツイン・ピークス高校の生徒。
ローラ・パーマーの死体発見から数時間後、廃線にて保護される。
発見当時は、下着を着用するのみであった。拘束の上、暴行を受けたらしく、両の手首から千切れた紐をぶらさげたまま彷徨していた。
極度の錯乱状態ゆえに、一言も発せぬままカルフーン記念病院の集中治療室へと収容される。検査の結果、ローラと同様に、複数人との間に性交渉を持っていた。
ツイン・ピークス保安官事務所の初動捜査によれば、ローラとの交友関係は確認されなかった。学業の傍ら、ホーンズ・デパートの香水売場にて、アルバイトをしていた。
マイク・“スネーク”・ネルソン
ツイン・ピークス高校の生徒。レスリング部員。
ボビー・ブリッグスの悪友であり、ボビーと共にコカインを密売している。
ドナ・ヘイワードと交際している。
トマス・エッカート
キャサリン・マーテルの兄・アンドルー・パッカードの殺害を計画した人物として、実は生存していたアンドルーたちから恨まれる。
キャロライン・アール
ウィンダム・アールの妻だった女性。彼女はデイル・クーパーとも真剣な関係を持っていましたが、後に夫のウィンダムによって殺害されました。
キャロライン・アール(ドッペルゲンガー)
キャロラインのドッペルゲンガーは、オリジナルシリーズのシーズン2:第29話で登場しました。彼女はブラック・ロッジの存在です。
1989年にデイル・クーパーがガールフレンドのアニーをウィンダム・アールから救出するためにロッジに入った時に生み出されました。
The Returnで登場した人々
最後は、2017年に25年越しに製作された続編『ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ(原題:Twin Peaks The Return)』から登場した人々をまとめます。
フランク・トルーマン
The Returnから登場したフランク・トルーマンは、オリジナルシリーズで活躍したツインピークス保安局のハリー・S・トルーマンの兄です。
裏話は、当時ハリー保安官を演じたマイケル・オントキーンが俳優を引退していたため出演が叶わなかったそうです。そういうわけで、白羽の矢が立ったのがベテラン俳優ロバート・フォスター。1997年のクエンティン・タランティーノ監督が手がけた『ジャッキー・ブラウン』では第70回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたこともある大物実力派です。
しかし、残念なことにThe Returnが公開された2年後の2019年に78歳で亡くなったそうです…RIP。
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フランクは、弟のハリーがツインピークス保安局に務めている間はワシントン西部で保安官として働いていましたが、弟の病気治療を機にツインピークスに戻ってきたのです。
彼の妻ドリスは非常にヒステリックで、常に何かに対し怒っています。フランクはそんな彼女に対し終始穏やかに接します。
Returnからの新キャラではあったものの、圧倒的な存在感と安定感があったフランク・トルーマンでした。渋いですね。

デイル・クーパー(ドッペルゲンガー)
The Returnで徐に登場し驚かせた、不良のクーパー(以下、バッド・クーパー)。後に彼はデイル・クーパー捜査官のドッペルゲンガー的存在であることが明らかになりました。
バッド・クーパーは、悪霊ボブと関係しており、悪意に満ちた存在で人を殺すことも躊躇しません。本物のクーパー不在の中、20年以上犯罪を重ね、目的が謎ではありますが”座標”を探していました。
また、昏睡状態のオードリー・ホーンと関係を持ち(おそらくレ○プ)、後に息子リチャード・ホーンが生まれています。
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1989年(シーズン2のファイナル)にウィンダム・アールの魂が奪われた時に出現された存在とされています。
また、彼はブラック・ロッジから脱出した25年後の午後2時53分に、再びそこに戻らなければならない運命にあるようでした。それを防ぐため、身代わりとして彼はダギー・ジョーンズというもう一人のデイル・クーパーのタルパ(タルパはドッペルゲンガーと同義なのか不明)を製造したもよう。
約束の時間が来ると、バッド・クーパーの代わりにダギーがロッジに引き戻されることになりました。
最終的に、ツインピークス保安局に転送されたバッド・クーパーは、フランク・トルーマンと面会。しかし、そのタイミングで復活した本物のクーパーから電話。
トルーマンが不審に思い銃を向け、バッド・クーパーもまた銃を出しましたが、ルーシーがバッド・クーパーの後頭部を撃ちました。
そして、本物のクーパーが指輪をはめてやると、バッド・クーパーはロッジに連れ戻されるのでした。(つまり、消滅したってこと?)
ダギー・ジョーンズ
ダグラス “ダギー” ジョーンズはFBI 捜査官デイル クーパーのタルパであり、ブラックロッジに戻るのを避けるための策略としてクーパーのドッペルゲンガー(バッド・クーパー)によって製造されました。
ダギーは、ジェイニーと結婚してサニージムという息子をもうけ、ラッキーセブン保険という保険代理店で働いていました。
ギャンブル癖があり、借金も抱えていたダギーでしたが、売春婦と一緒にいる際に体調が悪くなり、嘔吐したかと思うとそのまま消滅し、代わりに本物のクーパーがその場に現れ、その後しばらくダギー・ジョーンズとして生活していきます。
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ダギーは会社でも家でも、どうも冴えない人物だったようですが、本物クーパーと入れ替わった後はスーパーマンぶつを発揮しました。
本物クーパーは、記憶喪失で新生児状態であったにも関わらず、カジノでジャックポットを連発して大儲けしたり、保険の不正を知らず知らずに見抜いて上司から褒められたり、それに伴ってカジノを経営する兄弟から感謝されまくり、身の回りの世話をしてもらいました。
本物クーパーが目覚めた後、ダギーと言う存在は完全に消滅してしまうわけですが、クーパーはマイクに頼んで自分のタルパを製造してもらい、それをダギーとして、家族の元に戻しました。
バッド・クーパーとは一転、何も分からない赤ちゃん状態のダギーと、カイル・マクラクランの演技のふり幅が見ものなThe Returnでした。

ダイアン・エヴァンス
ダイアン・エヴァンスは、デイル・クーパー特別捜査官の秘書および親友として10年以上勤務したFBI職員でした。
クーパーがテープレコーダーに自分の人生を記録する際、それは彼女が聞くか聞かないに関わらず常にダイアンに向けて録音されています。
本物クーパーが失踪してから、ドッペルゲンガーであるバッド・クーパーが彼女に会いに行っています。彼女はバッド・クーパーにレ○プされ、その後ガソリンスタンドに連れていかれ、そこでドッペルゲンガーを製造させられたと語っています。(それが、裕木奈江ってことでしょうか??)
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ボブが消滅し、タイムスリップを追えてローラ殺害がなかったことになってから、クーパーとダイアンは2人で車で出かけました。
送電線を超えると、彼らはクーパとダイアンではなく、リチャードとリンダになっていました。(車も変わっていた)そして、モーテルで愛し合った翌日、クーパー(リチャード)にさようならの手紙を残し、ダイアン(リンダ)はどこかに消えてしまいました。
演じたローラ・ダーンは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『ジュラシック・ワールド』で見かけたことがありますが、調べによるとデヴィッド・リンチ監督作品によく出演している女優さんなんですね。

リチャード・ホーン
リチャードは、オードリー・ホーンとデイル・クーパーのドッペルゲンガーの間にできた子供です。
ツインピークスでは違法な麻薬取引に関与し、祖母の家から金銭を奪い去るなど素行の悪さはひどいものでした。
機嫌の悪かったリチャードは対向車線をはみ出して危険運転し、少年をひき逃げ殺害し、それを目撃していたミリアム・サリバンという女性を刺して殺害未遂を犯しています。
クーパーのドッペルゲンガーに連れていかれて、装置を持って岩の上に上るよう指示されその通りにしたところ、突然彼は感電のような状態で発火し、叫び声と共に消滅しました。
Naido/ナイド
ナイドは、クーパーが異次元の世界で出会った目のない女性で、クーパーを助けようとしていました。
異次元の存在かと思われていましたが、フランク保安官、ホーク、アンディたち保安局のメンバーが訪れたブルー・パイン・マウンテンで裸で横たわるナイドを発見!とりあえず独房で保護されました。
Return最終話では、目覚めたグッド・クーパーと触れ合った瞬間に、ナイドはダイアン・エヴァンスの姿になりました。
さて、演じるのはなんと40歳以上の日本人ならおなじみの裕木奈江!まさかツインピークスという人気海外ドラマに日本の(しかも日本では最近お目にかかれない)女優さんが出演してるとは驚きです!
Wikiによると、「ダイアン・エヴァンスは20年以上前に双子と入れ替わっていました。」とのこと。正直意味がわかりません。

裕木奈江さんが当時を振り返るインタビューを見つけました。目が見えないから常に誰かにエスコートされてたそうですが、それが実はクーパーことカイル・マクラクランだったと!紳士ですね!↓

フレディ・サイクス
フレディ・サイクスは、ワシントン州ツイン・ピークスのグレート・ノーザン・ホテルでジェームズ・ハーリーと共に働く、イギリス生まれの警備員です。
右手にはめた手袋は彼の身体と一体化しており、彼は何か分からないけどここに来るべきだったとツインピークスにやってきたことを明かしています。
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彼によると、まだロンドンにいる頃に1人で帰宅中に路地に積んであった箱に飛び乗ったところ、空気の渦でできた巨大なトンネルの中に吸い込まれたそうです。
気が付くとフレディは空中に浮かんでおり、そこで”消防士”と名乗る男と出会います。そして、ホームセンターで特定の手袋を買えと言われ、彼はその通りにしました。
さらに、手袋を嵌めたらツインピークスへ行け、そこでお前の運命が待っていると告げられたというわけです。
ロードハウスで騒ぎを起こし、保安局の留置場に入れられましたが、結果的にそれはチャド(悪い警官)からアンディを救うことになりました。
本物のクーパーがツインピークスに戻ってきて、バッド・クーパー(ドッペルゲンガー)の身体から引き抜かれた悪霊ボブの”玉”を、手袋をはめたパンチで粉々に砕き、彼は託された運命を全うしました。
The Returnの第14話で突如現れたフレディ。最終的に、彼は悪霊ボブを倒す非常に重要なキーパーソンでした、が、まさか物理攻撃で倒せる相手だったとは、驚きというかなんというか。

まとめ
いかがでしたか(^^)/
登場人物によっては、展開が複雑すぎてどうしても意味不明な部分が多く困りました。Wikiを参考にしたり、作品を見直したりもしましたが、ツインピークスに関しては理解するとかいう代物ではない気がします(諦めともいう)。
ただし、こうやって改めて登場人物をまとめてみると魅力的な人々ばかりだな~と感じます。とくに私がお気に入りなのは主人公デイル・クーパーはもちろん、丸太おばさん、ネイディーン(エドの妻)辺りでしょか。みんな変人すぎますよね。
ツインピークスの魅力をかんたんに考察&レビューしたエントリーもあるので、ぜひ併せてご覧いただけると嬉しいです。(←ただいま執筆中)
ツインピークスの配信
ドラマ『ツイン・ピークス』シリーズは、オリジナル、The Return、映画版まで全てU-NEXTにて配信されています。私もU-NEXTで鑑賞しました。
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