崩壊した半島でゾンビを武器に爆速カーチェイス「新感染半島 ファイナル・ステージ」-반도(2020)

上映日:2021年01月01日製作国:韓国

ココがポイント

大ヒットした韓国産ゾンビ映画『新感染ファイナル・エクスプレス』の最新作!今回はより壮大なスペクタクル展開。さらに韓国ムービーらしい家族愛・感動要素もきちんと用意されています。中盤から様々な要素が絡まり合ってややこしい展開になってからの、テンポよく回収していくカーチェイスシーンはかなり見もの!!

Aoringo
手に汗握る、アクションシーンがすっごく気持ちいい作品です!

こんにちは!おうち映画派のaoringo(@horror_apt)です。
新作棚から、さっそくGEOってきました~。『新感染半島ファイナル・ステージ』です。

韓国ホラーは最近ちょいちょい観るンですが、かなりレベルが高くて怖いしおもしろいし演技もいいし、まじで目が離せません。なかなかレビューが追い付かないのがくやしー。

あらすじ

謎のウイルスの感染爆発が、半島を襲ってから4年後。 家族を守れなかった元軍人のジョンソクは、亡命先の香港で廃人のような暮らしを送っていた。 そんな彼のもとに、半島に戻り大金を積んだトラックを見つけ、3日以内に帰還するという仕事が舞い込む。 だが、潜入に成功したジョンソクと仲間を待っていたのは、禍々しい感染者たちと、この世の地獄を楽しむ狂気の民兵集団631部隊。 両者に追い詰められたジョンソクを助けたのは、母娘の生存者だった。 この地獄から脱出する、という最後の望みにかけて、手を結んだ彼らの決死の作戦とは―?

予告トレーラー

シリアス度
グロ度
コメディ度
アクション度
総評

大ヒットし世界でも評価された前作

前作『新感染ファイナル・エクスプレス』は2016年に韓国で公開、2017年に日本でも公開されて興行収入3億円超えの大ヒット。当時、韓国ではゾンビ映画はヒットしないといわれていた中、異例の結果になったそうです。

前作は、ゾンビパンデミックの発生からの混乱を描いており、登場人物たちはゾンビと戦いながら列車で釜山を目指していました。最終的に悲しい別れもありながら、残されたわずかな人々は釜山を目指し列車を走らせ続けるところで終わりました。

そして引き続き、本作もヨン・サンホ監督がメガホンをとっています。前作を見ていなくても連続性のある部分はほぼないのでとくに問題ありません
前作から4年後の世界を描いています。パンデミックが起きた後、結局韓国は国家崩壊、北朝鮮に助けられてなんとか半島から生き残った人々は難民として近隣国に避難したようです。

Aoringo
釜山行きの列車に乗ってたみんなはどうなってしまったんでしょう…

また、もともとアニメーション監督であるヨン氏は、新感染の前日譚にあたるアニメムービーも公開してます!とてもスタイリッシュでかっこいいアニメーションなのでまだ観てない方はぜひそちらも併せて観てみてくださいね~(Netflixで見れた気がします)

崩壊した半島の世紀末感がいい

冷静に考えれば、パンデミックから4年経ってるのにまだまだゾンビは駆逐されずに放置状態w 国連は何してるねん!とか、もしもこれが現実ならアメリカあたりがでっかい核爆弾でも落として半島ごとリセットしちゃってるんじゃない?そして、すでに復興しててもおかしくないのでは?とか考えちゃうのですが…w、まるで世紀末の世界観のなか、行儀の悪いイカれた組織があり(731部隊ってネーミングが気になったけど)、そこから脱退したいい人のコミュニティがあり(そこに老人と子供がいるのも)、アニメっぽくて分かりやすい設定は私はけっこう好きです(*'ω'*)

閉鎖された建物の中にすし詰め状態になってる大量のゾンビたち。4年間この状態なのかよ、と思うとはよ爆弾おとしたって~と、つい思いつつ(しかし、これが後から回収されるのがきもちいいw)。ゾンビとの戦いは前作しっかり楽しめたけど今回はどっちかというと人間VS人間で、よりTWD(ウォーキング・デッド)ぽいです。

爆速カーチェイスシーンが最高

本作の見どころは、ホラーといいうよりはアクションだなーと思いました。

爆速で走り抜けながら怒涛のドラフト、バック走行、ジャンプしまくりながらの銃撃戦。かなりハラハラドキドキでした!!!!敵、味方、ゾンビ、敵の敵、とかかなり複雑になっていく要素をカーチェイスの疾走感とともに、どんどん回収していく様子はまじで観ててきもちよい。そして、ゾンビはもう環境素材でしかないのです。人間VS人間で、ゾンビはむしろ武器であり、シールドです。

脚本もヨン・サンホが手掛けているらしーんですが才能どうなってるんって感じ。

俳優さんがかっこいい

韓国ドラマや映画はホラー以外はあまり観たことがないので詳しいほうではないんですが、主演のカン・ドンウォン、かっこよかったです♡儚げな雰囲気があってジョンソクのキャラにピッタリだと思いました。

それよりも私が気になった方は、ソ大尉役のク・ギョファン。筧利夫さんとロンブー敦さんを足したような個性のあるお顔立ちで、大物なのかヘタレなのか強いのか、いい奴なのか悪い奴なのか、最後まで読めないめっちゃ不思議な存在感。

データ見たら出演映画が少ない!と思いきや、なんと映画監督さんでもあるんですねー。

注意※ここからネタバレ要素あり

読める…読めるぞぉお!(展開が)

胸熱なカーチェイスもようやく決着がつき、最後のシーンです。

うむ、おそらくこの辺りできっと、あの人が死んでしまうんだろう。あの子を守りながら、ほらね。そこで感動ポイントを持ってくるんだろう、ほらね。読める!!!!読めるぞ!!!!!手に取るように!!

でも、それでいいんです。韓国映画の良さですよ。ドラマでもそうなんです。家族愛、友情、恋愛、上司と部下の絆などなど、いろんな人間関係を熱いドラマにして盛り上げるのが韓国作品のよいところだと、わたしは個人的に思ってます。ひねくれてるよりずっと分かりやすくていいんですよ。映画なんだから!('ω')ノ

そして、分かっていながらも涙がホロリ('ω')ノ

韓国ホラー、まじでクオリティ高すぎ

私が日本ゾンビ映画でもっとも最高位だと思っているのが『アイアムアヒーロー』です。
ゾンビ(作品中ではゾキュンと呼ばれてる)のクオリティがくそ高くてすんげー!と興奮したんですが、撮影の多くは韓国で行われ、特殊メイキングチームも韓国陣営だったそうです~。詳しくはレビューかいてるのでぜひ~~。

日本ではNetflixで独占配信されている『#生きている』もゾンビ映画ですがこっちもおもしろかったし、ゾンビじゃないけどSFサイコホラー『ザ・コール』も超怖くて新鮮でおもしろかったし、韓国ホラーは安定感あって今後もどんどん観ていきたいです!邦画もがんばってえ~~~('ω')ノ

スタッフ

監督:ヨン・サンホ
脚本:ヨン・サンホ、リュ・ヨンゼ

キャスト

  • カン・ドンウォン(ジョンソク)
  • イ・ジョンヒョン(ミンジョン:ママ )
  • キム・ドゥユン(チョルミン:義兄)
  • クォン・ヘヒョ(キム:おじいちゃん )
  • イ・レ(ジュニ:運転くそうま少女)
  • イ・イェオン(ユジン:ラジコン少女)
  • キム・ミンジェ(ファン軍曹 :悪い奴)
  • ク・ギョファン(ソ大尉:悪い奴のかっこいい方)

最後に一言

Aoringo
だから、なんでこんなにゾンビが速いのよ

この作品に関するトイ&グッズ

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ゾンビのことを調べたい時はとりあえずこれ、ということで本屋さんで購入した1冊。 ゾンビのことについてなら、ビギナーには濃すぎるくらいの内容で重宝しております('ω')

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